MacでRubyにいきなり挫折しかけた件

puts "Hello,World!"
print "Mac OSXのテキストエディットだとエラーが出たよ。\n"
print "いきなり挫折しそうになった。\n"
print "Rubyのバージョン(2.3.1)が問題かと思って、バージョンを変えてみてもダメだった。\n"
print "エディタが原因だったらしく、Atomというエディタに変えたらエラーがとれた。\n"
puts "Hello,World! で挫折したら、泣けるよな。”
print "たぶん、文字コードか、改行コードが問題だったのだろう。\n”

hello.rbで保存

> ruby hello.rb

Hello,World!
Mac OSXのテキストエディットだとエラーが出たよ。
いきなり挫折しそうになった。
Rubyのバージョン(2.3.1)が問題かと思って、バージョンを変えてみてもダメだった。
エディタが原因だったらしく、Atomというエディタに変えたらエラーがとれた。
Hello,World! で挫折したら、泣けるよな。
たぶん、文字コードか、改行コードが問題だったのだろう。

銀座 篝 (かがり)

丸ノ内線の改札近くでいつも行列になっているラーメン屋があってさ。
有楽町で飲んだ帰りに、いつも気になっていた。
駅地下にそんな行列のできる店があるって!?

で、先週、彼氏と有楽町で飲んだあと、その店に立ち寄ってみた。
待ち客は6人くらいいて、20分ほど待ったあと席に通された。

店の名前は「銀座 篝 Echika fit 銀座店」。

一番人気という鶏白湯SOBA 並を頼んでみた。

出てきた丼をみてびっくり。
黄色いスープに、サラダ菜がのっかっていて、フレンチのスープかしらんという雰囲気。
スープを一口啜る……まるでコーンポタージュスープを飲んでいるような濃厚さ、舌触り。
麺はヤワ系。
これは……アリだな。

彼氏共々うめぇうめぇと言いながら、黒七味を投下したりで堪能。

ミシュラン東京2016 ビブグルマン掲載らしいが、確かにそうだろう。
ごちそうさまでした。


BLマンガ温故知新:定広美香『RUBinLOVE』『love songs』

僕はこんなBLマンガを読んできた Chapter3。
BLマンガで欠かす事のできない存在の一人、定広美香。

中村春菊の「純情ロマンチカ」がお子様向けボーイズラブだとしたら、定広美香作品はBL上級者向け。「純情ロマンチカ」は好きだが、それはファミレスでオムライスを食べるのと、安永年間創業の老舗うなぎ屋で特上鰻重を食うくらいの差がある。業というか、情念の量が圧倒的にちがう。

定広美香は「love songs」あとがきに、こんな言葉を残している。

15才がわたしの分岐点。
それまでは友だちに読まされた(なかば強制的に)『J○ne』も『風と○の詩』も、わたしにゃミステリーゾーンだった。
嫌悪感すら抱いていた。
でもそんな15のある日の事。
チャレンジャー定広は「どれだけキモ悪かためしに描いてみよ!」と、いきなりヤロー同士のHシーンにトライした。
その瞬間からだ、「くさやのひもの」状態になったのは。


なかなか業が深くてよい。

定広美香のすごいところは、彼女は1990年頃には作品を発表しているようだが、おそらく1995~2000年くらいに画風が完全に確立し、それ以降ほとんど変わっていないことだろう。ある時期から手前は、いったいいつ描かれたものなのか意識できない。手塚作品の抜群の安定度をみているようだ。

僕にとって、定広作品はなんというか、懐かしい味のする駄菓子のような大切な作品群だ。
ギャグに走ればヤマジュンの香りがし、海外を描写すればアメリカングラフィティのやるせなさがある。バイク少年達の葛藤と熱さには少年マンガでの取り上げ方との違いを堪能し、そして何よりも、芸能界ネタに潜む「真夜中の天使」の叫びを懐かしく思う。

若い腐女子(そんな人がいるのかどうか)は気にしないだろうが、定広美香はやおい→June→現代BLの流れの中で、未だに命を永らえているシーラカンスなのだ。すでに絶滅してしまったカルチャーを伝え、いま……終焉を迎えようとしている、のだろうか。彼女の代表作である「アンダーグラウンドホテル」の続編の掲載誌がないとか言ってるくらいだから。

以前、2003年~2007年に発表された作品群を「定広豊穣の時代」と書いた事がある。
いまでもその認識は変わっていないが、2000年前後に発表された「RUBinLOVE」と「love songs」はJune時代の狂気をはらんだダークな空気と、一方でまるでBANANA FISHの番外編にでも使えるような「くらげ」が収録されていたりして、定広作品の方向性が徐々に変わってゆくさまをみる事ができる。「love songs」のような繊細画風の表紙は、これが最後だったと思う。

ちなみに、この頃から定広美香はハード路線だった。
ヤマジュンと言えばあのセリフ「いいこと思いついた。お前 俺のケツの中で……(以下自粛)」が有名だが、それから約10年後に定広が同じことをやっている。これ、いつか広まるんじゃないかと思っていたが、今日まで広く知られる事はなかったなあ。


正直なところ、同じことをやっていてもヤマジュンに比べ画力の差が圧倒的すぎる。
セリフはキャッチーなヤマジュンに軍配が上がるかもしれないが。


定広の作品は大体読んできたが、なぜか「RUBinLOVE」に収録されている「くらげ」という小作品が記憶に残っている。




なぜ日本人の少年がニューヨーク コニーアイランドの遊園地でバイトしているのか不思議で仕方なかったが、これ、読者が勝手に騙されているだけで、この遊園地は別にニューヨークにあるわけでもないらしい。この頃の定広は「コニーアイランド・ジェリーフィッシュ」という文句で読者を騙せる魔法の力があった。


1.絵柄
いつもながらの定広美香クオリティ。明日も定広、永遠に定広、みたいな。

2.ストーリー
定広の過渡期にあたる作品じゃないかと思う。当時の定広はややダーク・ハード路線で、コミックスもそれがごちゃごちゃに詰められていた。その後、2003年くらい以降、ダーク・ハード路線と、それ以外のライト作品に分岐してゆく。

3.エロ度
エロイよ、エロエロ。ボディラインも、やってることも。
イマドキのBL作家で、ここまで安定した画風を続けられる人は他にいないだろう。

4.まとめ
いろいろと評価は分かれるだろうが、ボーイズラブのある一面を支えてきたのは定広美香であると僕は思う。BL上級者の本棚で、定広美香作品は生き続けるのだろう。No 定広、No BL。定広の終わる日、時代の終焉を感じて僕はブルーな気分に陥るにちがいない。

定広美香「RUBinLOVE」(1999年コミックス化)
定広美香「love songs」(2001年コミックス化)
絵柄 :★★★★★
ストーリー :★★★★☆
エロ度 :★★★★★
コレクターズアイテム度 :★★★★★
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

暴風雨が東京を抜けていった日

先週日曜日は、台風が接近?と思うほどの暴風雨だった。

前夜深酒をした僕らはベッドで寝こけていた。
朝8時過ぎ、遮光カーテンを左右に押し開くと、バチバチと窓ガラスを叩く雨の音がした。
もし晴れていたら、富士吉田市の新倉山浅間公園へ行って、桜・五重塔・富士山を眺めてくるつもりだった。雨では仕方がない。ベッドの中でゴロゴロする。

前夜、深酒したあとに7-11で"AFURI"のカップラーメンを買って食べた。
それが腹にもたれていて、朝ご飯を食べに行く気になれず。

雨が上がったら、ブランチしに行こうといって、ベッドの中でゴロゴロしながら彼氏とダウントン・アビーをみて過ごす。

3話くらい進んだところで、窓の外の雨脚は強まるばかり。
シャワーを浴びて、ホテルのビュフェランチでお腹を満たす。

ふたたび部屋に戻ってダウントン・アビーの続きを眺める。
あいかわらずトーマスとオブライエンは底意地が悪い。
二人でくっついてベッドに転がっていると、フッと眠りに落ちる。

16時を過ぎた頃に雨は上がり、僕らは服を買いに部屋を出た。

僕はジャケットとシャツ2枚、Tシャツを1枚買う。
彼氏はデニムのパンツを買う。

それにしても買い物は歩き回るから疲れる。
ジャケットの名入れと、彼氏のパンツの裾上げを待つ間、茶店で休む。

アイスティを飲みながら、時々彼氏の顔を眺める。
二人ともつきあい始めのはしゃぎはないけれど、エスカレーターで鏡に映る二人の姿を見ると恋人同士の距離だなあと思う。友達同士よりもずっとずっと距離が近い。つきあい始めてから7年経つ。あっという間に時間が流れたと思うよ。

昨日、仕事の打ち合わせの帰りに実店舗の"AFURI"に寄ってみた。
一番人気の柚子塩ラーメン。
不思議なことに、香りはカップラーメンの方が強く感じた。
カップの形状が、強く香りを感じさせたのかもしれない。

シンプルで、優しい、仄かに出汁を感じる柚子塩ラーメン。
麺はとても頼りない。
たぶん、女性や外国人にウケる方向性を持ったラーメンなんだと思う。
昔、ロサンゼルスのホテルでチキンコンソメ味のカップヌードルを微妙な表情で啜った時のことを思い出したよ。

意識高い系は闇を知らない、わけじゃない

意識高い系のネット記事のコメントで、これを見つけた。

「意識高い系ってのは基本的に大学生が生み出した言葉で、就職活動において目標を高く持ち、いち早く積極的に行動する人々を指す言葉でした
しかしその中で実が伴っていない人の存在が目に付くようになり、いつからか揶揄としても使われるようになりました」

あーあー、分かる、これは良く分かる。

元々就活においていち早く積極的にOB訪問したり、業界研究できる学生は「意識の高い学生」と呼んでいた気がする。たぶん「(これから社会人になる)意識の高い学生」くらいの括弧書きが暗黙のうちにつけられていたと思う。
そもそも「意識の高い学生」≒「リア充」であったと僕は思う。いわゆる友達がたくさんいて、勉強、恋愛、スポーツ何でもできる健全なワカモノってイメージ。要領が良くて行動的だから、そうじゃない学生からは嫉妬と羨望の眼差しを受けていたかもしれないね。

で、その後「その中で実が伴っていない人の存在が目に付くようになり、いつからか揶揄としても使われる」ようになって「系」という漢字がお尻に付くようになった。「実」が伴っていない人は無駄にアピールすることが多く、周囲から煙たがられるようになるのはどの世界でも同じ。

ところで「意識高い系」という言葉は、そもそも別方面のルーツもあったんじゃないかと思うのですよ。例えば「リサイクル意識高い製品」とか「エコロジー意識の高いサービス」とか。あるいは「グローバル意識の高い人」「ボランティア意識の高い人」「動物愛護意識の高い人」とか。そういう「意識の高い」とされる製品や、それを愛用する人たちのクラスターを「意識高い系」と誰かが呼んだ。あるいは「B層」のようにどこかの広告代理店関係者が名付けたのかもしれない。

こういうクラスターは欧米では「リベラル」に分類されることが多い。
で、リベラルはどちらかというと「反戦平和」を唱える人が少なくない。
ところが日本の場合、敗戦による戦争アレルギー等々が底流にあったにせよ、このクラスターには常に日本共産党、日本社会党と、その外部組織の労働組合の影響があった。
千葉麗子が「国会前などのデモが、共産党関係者ばかりになるのに気づき、私は『やり方がおかしくない?』と疑問をぶつけました。でも、誰も聞く耳を持たない。異なる意見には一切耳を傾けないのが彼らの本性です。それで約2年前、私は国会前でマイクを握っている最中に『もうやってらんねぇよ!』と叫び、マイクを投げ捨てました」と語っている。これはリベラルの一派パヨクと呼ばれている集団だが。

僕の感覚ですら、「意識高い系」≒日本固有の「リベラル」≒「コミュニスト」=「反政府勢力」「反日本外国勢力」という図式がある。

この元記事に戻る。

なぜ「意識高い系」というカテゴリーを我々はつくりあげたのだろうか。
言い換えると、なぜ「意識高い系」な人々は意識高い系な人々としてうっとおしがられているのだろうか。

それはなんとなくわかる。
意識高い系は、無邪気すぎる。無邪気に、「困った人々」や「弱い人々」を支えたがる。
困った人々や弱い人々は、意識高い系の人たちが思うほど、実は困ってもいないし弱くもない。いや、客観的には、貧困や児童虐待やドメスティック・バイオレンス等で困っている。困ってはいるが、意識高い系の人々が思うほど、「直線的に」(単純にというかストレートに)困ってはいない。

そのお困り感を何かに転移しているし、誰かのせいにしている。そうした、非常に複雑で非常に「人間的な」葛藤があるのだが、それらの複雑さは意識高い系の人々には残念ながら(というかラッキーにも)伝わらない。

また、意識高い系の人々は、実は社会問題そのものをあまり知らなかったりする。

たとえば、貧困問題や児童虐待の問題の奥深くに存在する、「人間ならではのどうしようもない問題」についてはそれほど考察を深めていなかったりする。

ドストエフスキーや中上健次や村上龍の小説を読んでいなくとも、我々人間は、「闇」に覆われた存在だ。

いや、闇そのものが人間だと、僕は解釈している。

意識高い系は「闇」を知らない
http://blogos.com/article/172888/



この文章はちょっと分析が甘くて、社会起業家なんかはそうかもしれない。
でも、SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)などを引きで見れば、SEALDsに寄り添っている大人達に闇はちらちらと現れている。同じ住所と電話番号、銀行口座を持つ「なんとかの会」「何とかの協議会」「なんとかネットワーク」とか、本当の闇は見えてくる。

だから「意識高い系」クラスターの裏に棲む、真の闇を僕らは本能的に知っているから、「意識高い系」を遠ざけようとする。意識高い系は闇を知らないのではない。意識高い系は「闇」を覆い隠す仕組みの一つに過ぎないのだ。

それにしても、「社会起業家っていつから成りあがりのコースになったんだか」って意見には100%同意する。昔なら「押し売りと広告屋はお断り」と看板が出ていたもんだが、いつのまにか「大手広告代理店」がエグゼクティブな商売にイメチェンしたかのようだ。

iPhoneの想定使用年数は3年とな……

元記事はフォーブスに掲載された「iPhoneの使用は3年想定!? アップルが回答」ってヤツ。
http://forbesjapan.com/articles/detail/11872

Appleの想定は、

ユーザーによる使用をモデル化するためには、模擬的な使用シナリオのもとで稼働する製品の消費電力を測定します。日々の使用パターンは各製品に固有のもので、実際のユーザーとモデル化したユーザーのデータを組み合わせたものです。1人目の所有者を基準にした使用年数は、OS XまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年を想定しています。

なんだってさ。

これだったら焼き付きが問題視されている有機ELだって採用できちゃうよな。

PCやらスマホの進化が頭打ちになっていて、買い換えなくなった。
気が付けばPCなんて5年以上使っているけれど、まったくなにも困っていないし。
iPhoneもauの電波問題がなければ、iPhone4Sをそのまま使っていたかもしれないなあ。

3年で使い潰す10万円近いハード本体って、考えてみれば贅沢品だよなぁ。

目黒川と新宿御苑で花見をハシゴ

先週末に彼氏が来日していたとき、花見に出かけた。
あいにく雨交じりの1日で、空はぐずついたままだったけれど花見花見。

中目黒から目黒川沿いを池尻大橋まで散歩した。



スパークリングワインのマルティーニがキャンペーン中らしく、みんなが立ち飲みしている。
酒に眼のない彼氏とともに、僕もグビグビ。


途中で肉を食べたり、ウインドショッピングしたり、ふらふらと散歩続行。


次に訪れたのは新宿御苑。
入園料がかかるのでいままで行かず嫌いだったんだが、行ってみると良いところね。





今度はスカッと晴れた日に散歩に来たい。

BLマンガ温故知新:不破慎理『YEBISUセレブリティーズ』

僕はこんなBLマンガを読んできた Chapter2
不破慎理『YEBISUセレブリティーズ』……「YEBISU」「セレブリティーズ」はもはや死語。
死語の掛け合わせが猛烈な時代臭を漂わせる一品。

東京・恵比寿に事務所を構えるデザイン会社""Yebisu Graphics" -- そこは、顔も才能も超一流のオトコ達が集まるアッパークラスな恋の社交場。
バイトで入った藤波はるかは、強引なボス・大城崇に翻弄されつつ魅かれていく。

「デザインとは、無限の可能性。まるで彼らの恋そのもの。」という帯の下に、ちっちゃくこんなリード文がある。

彼らは恵比寿のセレブリティ、略してエビリティと呼ばれた--!!

やべぇ。
いろいろとやべぇ。
シロガネーゼ、ニコタマダムとか頭をよぎってしまった。
 昔はこういう地名をつけたセルフプロデュースみたいのが流行ったよな。
なんだったんだろうね。


Oh!
懐かしいなあ、こういう絵柄。
いまだとアラブものに若干棲息しているくらいか。
日本人はがっしり顎、割れたケツ顎が苦手だからねぇ。

エビリティの頭、大城さんが格好良くてねぇ~。
バイトくんにスーツ買ってあげたり、カレー喰いにジャガーを青山まで走らせたり、一貫性のないクライアント切っちゃうし~。


そしてバイトの藤波はるかにこう言ってのける。


や、こういう上司に出会えた人は幸せだろうね。

ただ、BLマンガ目線でいうと、やっぱりこの関係は完全に少女マンガだと思うのだよね。何者でもなかったバイトの若者に、職を与え、服を与え、仕事を教え、愛を与え……こう言うのをシンデレラと王子様とでも言うのだろうか。もちろん藤波はるかなりの魅力、個性はあるのだけれど、やっぱり大城に「引っ張り上げられた」感は否めないんだな。

腐女子の言う「対等な関係性」というのは、もう少し後に出てくるのか……。

僕は喜多村慧×笹生アキラ編がお気に入り。
脇役キャラに注目してしまうタイプなのだ。

1.絵柄
古い人間が馴染んでいる「ボーイズラブ」は、こういう系の絵柄だと思う。
おしゃれな場所、おしゃれな職業、おしゃれな人間関係、だがスーツはシングル3つボタンに時代を感じる。

2.ストーリー
群像劇だから、大城×藤波編で言えば、シンデレラストーリーだなと思う。
才能以外なにも持っていない人間が、すべてを持っている圧倒的な人間に引き上げられるストーリーと言ったら残酷か。

ほかにはアートディレクターと外科医のカップルなど。
キラキラしているなあ。

そーいや、クライアントが全部横文字なのはなぜだ??

3.エロ度
ちんこの描写がないのは、不破慎理が奥ゆかしいせいか??

4.まとめ
2004年当時、BLマンガがシリーズ化することは珍しかった時代。
YEBISセレブリティーズは燦然と輝いていた。
そして、いまもあまり変わらない不破慎理の絵柄に安心して良いのかどうか……。

不破慎理「YEBISUセレブリティーズ」(2004年コミックス化)
絵柄 :★★★☆☆
ストーリー :★★★☆☆
エロ度 :★★★☆☆
コレクターズアイテム度 :★★★☆☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

それにしても眠い……

春のせいですかねぇ。
ここしばらく天候不順で、雨の降る日、気圧の低い日はテンションが下がる。

ひさしぶりにMacを立ち上げたら、OSやら、Xcodeやらのバージョンアップの指示があって、どれもが1GBytesを超えるサイズをダウンロードしなくちゃならなくて、ちょっとね。
ADSLの家にはちょっとつらいなあ。

そろそろ覚悟を決めて、光ファイバー契約に移行すれば良いのだけれど。

とりあえず、生存確認ということで。

年下の彼

ある飲み屋で、年下の彼氏を自慢された。
年齢は二十歳。
ケンカが多いが、かわいくて仕方ないんだそうだ。

「元ヤンの彼は、高校を卒業して鳶になった」

へぇ~かわいいガテンが恋人か。

「だけど……」

ん!?

「鳶は性に合わないってすぐに辞めた」

ほぅ。

「製菓学校に入って、いまはパティシェ(❤)」

やっぱりオカマはそうじゃなくちゃ。(w

BLマンガ温故知新:東城麻美『XY』

僕はこんなBLマンガを読んできた Chapter1
東城麻美「XY」は竹書房麗人創刊号に掲載されていた作品。

タカヤとナギサは従兄弟同士。
ナギサの母が妹であるタカヤの母親にナギサを託し、投身自殺して以来、二人は同じ家で兄弟のように育てられた。
10年後、高校生になった二人。
重い過去と暗い秘密を背負うナギサは自分とは違う世界に生きるタカヤを避けるようになっていく。
しかし、心ではタカヤを強く求め続けていた。


なにが衝撃だったかといえば、ナギサくんがタカヤの母親の性の慰み者にされているという設定だった。それまでのJUNEの世界では、嫌々男性相手のセックスを強いられる登場人物は多々あったが、異性間セックスを嫌々強いられているキャラは始めて見た。タカヤの母親に奉仕させられ、でかいディルドを突っ込まれアナルから出血するナギサ。

タカヤの家は母子家庭。母一人子一人の家庭に妹の子どもを引き取ることになった。
タカヤの母親がなかなか欲求不満で、 ちんぽ酷使させるわ、アナルを開発するわでナギサにやりたい放題。しかもナギサの身体自体が巨根のアダルト仕様。こんな高校生、エロ過ぎでしょ。



 ナギサの色っぽさを意識して、ドギマギするタカヤ。

ナギサの母親が投身自殺したのは、ナギサの父親がゲイで、子ども欲しさに結婚したため。どこまでも不幸体質のナギサ。

そのあと彼女と別れ、自分の母親とセックスしているナギサを目撃して動揺するタカヤ。走り去るタカヤを追いかけてナギサはいう「死んだ方がよかったか?俺なんか……」。そのあとは仲直りセックスに流れるんだが、「かあさんが……おまえの身体をこんなふうにしたのか……?気持ちいいのか?」というタカヤのセリフに萎えたわ~。

麗人はかなりアダルティにスタートを切った。
例えばパート3では、ナギサの実の父親が二人の関係を裂きにかかって、タカヤを呼び出して抱こうとしたり、学校でビアンのセックスを目撃してしまったタカヤが、ビアンの協力者の先輩に強姦されたり、まあいろいろとハード。だけど、なぜ同性愛なのか、なぜタカヤとナギサは愛し合うようになったのか、という動機付けがイマイチ弱い。



その理由はたぶん、アダルティな路線を確立するために、レディースコミックから作家を引っ張ってきたからなのだろう。

当時の既刊コミックスリストを見ると魔木子、由良環、水城ケイ、矢萩貴子などレディスコミックの作家が多い。だから男性の裸体を描くのは慣れているのだろうが、ボーイズラブがなんなのかは、書き手にとってもまだ手探り状態であったのかもしれない。


それにしても、この時代からボーイズラブにおける女性の描写は大概酷かった。女性が描き女性が読むジャンルのマンガがどうしてこうなったのか、興味は尽きないな。

1.絵柄
薔薇族やバディに掲載されているホモマンガに比べたら、クオリティの高さは比較にならない。いま見ると、高口里純っぽい絵柄だな。

2.ストーリー
まだボーイズラブじゃない。腐女子が萌えるポイントないよ。

3.エロ度
簡単に言うと従兄弟相姦。おばちゃんの相手をさせられたり、ホースディルドを突っ込んだりとナギサくんの下半身大活躍。タカヤも掘られているしで、いろいろと大変。
コマ割はさすがにレディコミ系出身なだけあって、修正多すぎて載せられない。

4.まとめ
ボーイズラブマンガにプロ作家が確立してゆく黎明期の作品と言えるかな。まだ全然ボーイズラブじゃない。エロはあるけれど、素人役者の学芸会といった感じ。

東城麻美の晩年の作品とはかなり絵柄が変わっているから、その変化を追いかけると東城麻美なりのボーイズラブ成長物語を知ることができるかもしれない。

東城麻美「XY」(1995年コミックス化)
絵柄 :★★★☆☆
ストーリー :★★☆☆☆
エロ度 :★★★★☆
コレクターズアイテム度 :★★☆☆☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

僕はこんなBLマンガを読んできた Chapter0

「僕はこんなBLマンガを読んできた」ってネタをやるにあたって、BLマンガに至るまでの前史みたいな部分を整理して、Chapter0としてみようか。

ボーイズラブは小説とマンガがある。
いまだとドラマCDや映画もあるだろうけれど、やっぱり本流は小説かマンガ。

僕は小説には行かなかった。
栗本薫が小説JUNEで健筆を振るっていた頃まではフォローしていたけれど、その後離れた。そもそも僕は活字好きで、美しく優れた文章に淫する人間だった。なので作家の書きたい気持ち、パッションは理解できるのだが、文章として稚拙なボーイズラブ小説は小説として魅力を失っていった。僕は高村薫や三島由紀夫のような硬質で、情景を階層的にコラージュしてゆくタイプの文章が好きだ。

では、どうやってBLマンガに至ったのか、その道のりを語ろう。

小学生時代に妹やその同級生と少女マンガをまわし読みしていた。
Cheese!みたいなエロ少女マンガのない時代だったからね、たしかスタートは「なかよし」か「りぼん」だったと思う。
当時読んでいた作品を挙げられるかと言われるかとほとんどムリ。

いまでも強く印象に残っているのは、この2作品。

本田恵子「月の夜 星の朝」(りぼん1983年2月号~1985年11月号)
赤石路代「ないしょのハーフムーン」(別冊少女コミック1985年~いつ終わったのか不明)

特に本田恵子の「月の夜 星の朝」の第一話には衝撃を受けたね。
幼馴染み、10年後の約束、クリスマスイブ、クロスペンダント……プロットの複雑さ、美麗な絵作り、そしてなによりもキラキラ感がそこにあった。その頃からすでに僕はゲイだったけれど、後世「乙男」と呼ばれる人たちが目を奪われるキラキラ感にすごく反応したのだと思う。遼太郎クン、ちょっといい感じだったし。

で、「ないしょのハーフムーン」の方は、僕にとって1970年代の古い時代の少女マンガと現代少女マンガを繋ぐブリッジのような存在だったのだと思う。あらためて1970年代後半から1980年代前半を読み返すと、芸能界がらみの少女マンガがけっこうあって、「ガラスの仮面」やもっと古い作品をちょっと読んだりしていた。結構おもしろくて。

で、そのあと「りぼん」から離れて、僕は「LaLa」へ行ったんですわ。当時は成田美名子「CIPHER」(1985年2月号~1990年12月号)、なかじ有紀「小山荘の嫌われ者」(1985年4月号~1988年5月号)、樹なつみ「OZ」(1988年ララ増刊 AUTUMN CLUB)あたりを読んでいた。あと、吉田秋生の「BANANA FISH」(1985年5月号~1994年4月号)は忘れられないね。

自分でも見事だなあと思うのは、例えば成田美名子だと「エイリアン通り」ではなく、樹なつみだと「パッション・パレード」「マルチェロ物語」ではなく、吉田秋生だと「吉祥天女」「河よりも長くゆるやかに」ではなかったところかなあ。上手く表現できないのだけど、これらの作品は自分の中では表現方法やキャラクター造形がやや「花の24年組」の匂いがしている気がする。良い意味でも悪い意味でも。
実は「花の24年組」と呼ばれる「青池保子、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、木原敏江、山岸凉子、樹村みのり、ささやななえこ、山田ミネコ、増山法恵」には当時ほとんど触れていない。ずっと後になって「萩尾望都、竹宮惠子」は読んだが「青池保子、大島弓子、木原敏江」はいまだほとんど未読なんだ。
青池保子、木原敏江、山岸凉子を触っていないということは、「エロイカより愛をこめて」「摩利と新吾」「日出処の天子」を読んでいないということだ。あと、魔夜峰央「パタリロ」は好きではなかった。

同時期にサン出版が「JUNE」(1981年11月~1996年4月)という雑誌を出していた。「耽美」と呼ばれる女性向けの男性同性愛がテーマの作品を掲載していた。「JUNE」と「小説JUNE」があったが、僕は「JUNE」には行かなかった。表紙が竹宮恵子だったせいかな?

上手く表現できていないかもしれないが、当時の僕は「花の24年組」の流れをもつ絵柄を古くさいと認識していたのだと思う。

それからさ。
集英社のマーガレット系に行かなかったのは、一つ特徴かもしれない。
1980年代のマーガレットだと紡木たくの「ホットロード」(1986年1月号~1987年5月号)「瞬きもせず」(1988年6月号~1990年4月号)あたりが有名だったと記憶している。僕の中学校も荒れていたよ。だけど紡木たくの描く「痛み」へは興味がわかなかった。絶対にそっち方面じゃなかったのだよ。

「りぼん」→「別冊少女コミック」→「LaLa」→BLマンガ という、いま考えると僕はかなりサラブレッドなBLマンガへの道を歩んできたのかもしれない。

もちろん、僕も男ですから。
少年ジャンプ・マガジン、ヤンジャンは同級生たちとまわし読みしていた。

1988年に青磁ビブロスが創業して「聖闘士星矢」、「鎧伝サムライトルーパー」、「サイバーフォーミュラ」などのアニパロアンソロジーが出回り始めた。「メイドイン星矢」を読んで「聖闘士星矢でホモやんのかよ」とびっくりしたことを覚えている。金ひかるとか橘水樹とか、絵がうめぇな~と思っていたな。

1993年青磁ビブロスから「マガジンBE×BOY」、1994年に竹書房から「麗人」が創刊されて、ボーイズラブマンガの世界が花開くという流れ。

僕はスッキリしていて、キラキラ美しい絵作りが好きだったんだと思う。
当時のゲイ雑誌のマンガといえば「山川純一(通称ヤマジュン)」とか「田亀源五郎」とかキラキラ感とはほど遠いものだったし、まったく興味がわかなかった。そう意味では乙男に近い感覚(でもゲイだよ)でBLマンガにたどり着いたのだろう。

「僕はこんなBLマンガを読んできた」がはじまる前の、前史は以上。

ダウントン・アビー Season4 が来てるし!

ダウントン・アビー シーズン3を見終わったあと、Huluに続きがなくて泣き崩れていた日々。

Amazonビデオでは配信していることを知って、本気でAmazon Fire TVを買って、Amazonプライム会員になろうかと思い詰めたくらい。まあ、Huluでも配信が始まっていたんで、手持ちのAppleTVで見ることができたんだけど。

いままで無線LANで見ていたAppleTVを、PLCアダプターを使って有線LANケーブルで接続してみた。
そうしたら画質が良くなって、色の深みも出て、満足度向上。
やっぱり有線LANの方が安定して速度が出るのかもしれないね。

それにしても、ダウントン・アビーはおもしろい!


AFURIの限定柚子塩ラーメンが美味かったこと。

滅多にカップラーメンは食べないのだけど、話題になってる"AFURI"を食べてみた。
柚子塩ラーメン
なにこれ
……めちゃめちゃうまいやん!!!!

こんな美味いインスタント作っちゃっていいのかな???
って思ってしまったくらい、美味かった。
近々店舗にお邪魔して食べてみたい。


で、プロバイダー選定は難航中。
うちはトロくさいADSLだけど、ゴールデンタイムでも10Mbps位は出ている。
それをフレッツ光に替えて、プロバイダー選択を誤ると1Mbps程度しかスピードが出ないという。
利用費用アップして、さらに環境が悪くなるのは避けたいよな。

困った。

PLC (Power Line Communication) アダプターを導入してみた。

プロバイダーを替える……ADSLから光ファイバーに接続を替え始めるにあたって、宅内の配線引き込みや、テレビの同軸ケーブルの引き回しなどをいろいろ考え始めた。大体のロケーションは決まったのだが、問題があった。

僕の暮らしている家は軽量鉄骨の家だ。
1階と2階の無線LAN接続は、かなり不安定で、ときどき切れてしまう。
ベストなネット環境構築と言えば、LANケーブルを引き回すことだ。

ネットでLANケーブル敷設工事について調べていて、費用を含めていろいろと妄想していたんだが、今週半ば天井裏を覗いてみて絶望した。
「あかん、人間が入り込めるスペースじゃない……」。
LANケーブルを敷設するには、床を剥がさないとダメそうだ。
この時点でLANケーブル敷設の構想は破綻。

光ファイバーは2階に導入するつもり。
理由は、1階と2階にあるTVの、同軸ケーブルの分波器があるため。
光ファイバーを1階に導入すると、フレッツテレビの同軸ケーブルを屋外に引き回さなければならなくなり大事になる。

1階のネット接続は無線LANとなるわけだが、2階から電波を照射するとapple tvなどの映像の途切れが発生したりするだろうなあという懸念が出てきた。無線LANは上から下へという電波の飛ばし方は難しい。ホテルなんかで目にするように天井に機材をつけたり、アンテナの向きを変えられる機材が必要になる。

だけど、屋根裏を覗いて感じたのは、あの鉄骨と鉄板の間をどれだけ上手く電波が抜けてくれるか分からないなぁと。

で、一か八かの賭で、PLCアダプターという機材を買ってみた。
コンセントに接続して、電力線を使って有線LANのようにパケットを流す技術だ。
ヨドバシカメラみたいな量販店でも見かけることがほとんどない機材で、以前、有楽町のビックカメラで実物を見たことがある。

導入条件はなかなか厳しくて、成功確率50%らしいんだが、うまくいった。
ブレーカーの配列や、宅内の電線がどんな風に敷設されているかによって左右される。

速度は測っていないけれど、体感では早くなっているし、安定してる。
導入して良かった。

ウチのような軽量鉄骨の家や、コンクリートの家、1階から2階、3階へ無線LANの電波が届かないような家には、PLCアダプターで各階にパケットを流し、そこから無線LANに接続すれば快適なネット環境が手に入るかもしれない。

分電盤の構成によっては通信できないケースが出てくるので、導入にあたっては情報収集して、十分な検討が必要だと思う。

ウチが導入したのは、TRENDnet社製のもの。
これに無線LANルータを接続して1階にもパケットを流す。

ノイズ対策とかは追い追いやってゆこうと思う。

IO-DATA社だと、繋がらない場合の返金制度があるそうだから、こちらの方が導入のハードルは低いだろうと思う。

プロバイダーを替えようと思ってるんだけど。

プロバイダーを替えようと思ってて、いろいろ情報を探してる。
価格コムとかは費用面では参考になるのだけど、あそこは広告出稿している企業しか載ってないし。
Webサイトは代理店のアフィリエイトサイトばかりだし、2ちゃんねるをうろつくと、みんな文句ばかりだしねぇ。。。

今回はフレッツ・テレビ契約がMUSTなので、NURO光は選べず。
スピードだけならNURO光一択なんだけど。

光コラボレーションを選びIP電話を契約しちゃうと、ほかのプロバイダーへ移動するときに電話番号が変わってしまうという、恐ろしいサービス仕様に戦慄したり。

まあ、auに契約してるんで、ソネットあたりで月額ずっと4000円にしとくのが穏当なんだろうが……悩む。