It’s a Sony展を見てきました。

先週木曜日、外出先での打ち合わせが思った以上に早く終わってしまい、銀座をぶらぶらしてきました。
銀座ソニービルの取り壊しが決まって、いま「It’s a Sony展」が開催されています。
暇があったら見に行ってごらんよというお勧めもあって、行ってきました。

自分が高校時代に愛用していたウォークマンがあったりして、懐かしい。
一方で、これだけ歴代のソニー製品を眺めていると「ソニーのデザインはだんだんダサくなる」と感じる。
1980年代以降は、なんか、凡庸でつまらない。

やっぱり出色のデザインはこの二つでしょう。

ラジオ/テレビ/テープレコーダー FX-300 (1976)
ラジオとテレビ、テープレコーダーが一体となった複合商品「ジャッカル」。飛行機のコックピットや航空シミュレーションの現場をヒントにデザインされた。

ラジオ ICF-5900(1975)
「スカイセンサー」の愛称をもつ5バンドラジオ。水晶発振を利用したクリスタルマーカーにより正確な短波チューニングが可能となりBCL(Broadcasting Listener)ブームの絶頂期にさらにファンを拡大した高性能ラジオだった。


いま新製品として登場してきても、なんだかワクワクさせられるデザインだと思う。
艶消しされた渋い色味、適度にアナログちっくなつまみ類。
なんていうか、スチームパンクSFの小道具のような、なんつか、秘密基地の備品に欲しくなる感じ。

たぶん女性にはまったくウケないデザインなんだろうけど、ガキから大人の男がドキドキするのはこういう感じなんだろうと思うんだ。こういうおもちゃ、ソニーが作ってくれたらなあ。

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