Xenoblade2が待ち遠しい!

コメダ珈琲店でDeepLearningに食わせるためのデータ生成プログラムを書いていた。

来週、ゼノブレイド2が発売されるのだけれど、紹介されていたBGMを聴いてみたら、なんか泣きそうになった……てか泣きました。これがテーマソングじゃなくてフィールド曲って本当!?



少しノスタルジックな曲調。主人公たちは解放感と茫洋とした不安を抱え、きっと美しい光景が広がっているフィールドを駆けてゆくのだろう。勇者の冒険を支えるBGMとしては素晴らしすぎるんじゃないか??
今年の任天堂Switchは、何年に一度かの傑作が惜しみなく降り注ぐ、めったにない大豊作の年だったのだろう。

来週のリリースが待ち遠しすぎる。


鎌谷悠希『しまなみ誰そ彼』:BL漫画レビュー

僕はゲイかもしれない。だから苦しいんだ。

クラスメイトに「ホモ動画」を観ていることを知られた、たすく。
自分の性指向…ゲイであると皆に知られたのではないかと怯え、自殺を考えていた彼の前に、「誰かさん」と呼ばれる謎めいた女性があらわれた。
彼女は、たすくを「談話室」へと誘う。
そこには、レズビアンである大地さんがいて…。

尾道を舞台に描かれる、性と生と青春の物語


現在3巻までコミックス化が進んでいる本作、小学館ビッグコミックススペシャルから発刊されているのは「時代が変わったなあ」と思う。「きのうなに食べた?」ともちがう、まあ直球勝負。ネタ的にはBadiあたりに掲載されていても不思議じゃない。さすが小学館発というか、画力、構成がゲイ雑誌のクオリティとはレベルがちがう。ただまあ、、、ストーリーの進行に新しさはあまりない。少年の目覚めを丁寧に、丁寧に描いているという印象だ。

さてと。

この作品を語るってことは、なんつか、自分の人生と重ね合わせて語ってしまうのな。
少し感じる違和感もあわせて。

主人公「たすく」の生まれ育った尾道。
海沿いの美しい町、だけど濃厚な人間関係が「自分は少数側にいる」と感じている者には生きづらい場所。
「自分は同性愛者なのだろうか?」と悩む少年を救ったのが、「談話室」に集う「LGBT」の仲間たち。
仲間と出会って居場所を見つけたものの、仲間の「外」の世界とはなかなか上手くいかなくて・・・というまあ、ゲイ王道ストーリー。

ちょっと自分語りをするよ。

世間……人権活動家とマスメディア(?)は僕らを「LGBT」「性的少数者」というカテゴリーに押し込めようとする。実は、それが息苦しさの元だよなあと僕は思っているんだ。

僕が「僕は男が好きなんだ」と気づいたのは小学校4〜5年生の頃。
小学生が額を集めてのぞき込んでいたエロ本で、喘いでいる女よりも、顔の見えない男の背中の方がエロいと思っていたんだ。

その後、少女漫画を読んでいるうちにJUNEの「いま、危険な愛に目覚めて」に出会ってしまった。
少女漫画に慣れていた身だから、ずっぽりおぼれてのは言うまでもない。
当時だったらそのまま「薔薇族」「さぶ」「アドン」とかに行くのだろうけれど、僕はちがった。
高校生になり、当時まだ高価だったパソコンを買い与えられた僕は、パソコン通信でゲイの世界にアクセスし、わりとすんなり新宿二丁目に行ってしまった。

最初は怖かったから昼間の新宿二丁目仲通をうろついてみて「誰もいないじゃん」とがっかりした。
二度目はパソ通で知り合った人にゲイバーに連れていってもらい、その晩無事に「食べられちゃった」。

デビューしたタイミングが良かったんだろうね。
正直僕はモテるようなヤツじゃなかったけれど、酒と食べ物、好意と寝床はほとんど無料で手に入った。
だから「葛藤」は感じなかった。
葛藤を感じる前に、すぐに「楽しくて」「気持ちよい」ものに溺れてしまったのだろうね。

僕にとって「ゲイ」はなんて言うか、商品・サービスとして、そして多少の好意と付属して与えられていたものだったから、自分が「性的少数者」というグルーピングされることに違和感があった。僕の軸足はほかの場所にあって、「ゲイ」を人生の中心に据えたことはなかったのな。

だって「性的マイノリティ」って、どのサイズだったら「マイノリティ」と言えるのか?
そんなこと分からないし。
周囲の人に「あんたたちは性的マジョリティだから!」ってメンチ切ったことあるか?
自分たちをマイノリティと規定してしまうから、周囲がマジョリティのように見えてしまう。

「たすく」はアウティング喰らったり、「おはよーホモ!」とか嫌がらせを受けているが、僕はそういう経験がなかった。
「LGBT」グループには関わっていない。

時々顔を出すゲイバーがあり、顔なじみの店子や、馬鹿話をする知り合いもいるけれど、僕は自分が「性的マイノリティ」グループに所属している人間だと思ったことはない。僕は僕で、あなたはあなただ。

差別といえば、まあ現行の「結婚制度」は同性愛者にとっては差別かもしれないけれど、あらゆることに「平等」を求める原理主義者でもないかぎり、大きな問題とは思えない。
「差別」と言われることはほとんどは「拒絶」でしかないんじゃないかと。
その拒絶の原因は偏見かもしれないけれど。

人間の身体って、例えば誰かの腕をあなたの身体に縫い付けると腐って落ちる。
僕らの身体には、免疫というそもそも「拒絶」の仕組みが組み込まれているわけで。
結局、人は一人一人。
拒絶はどこでも起こりうるけれど、マジョリティ・マイノリティ関係なく、寄り添える人が各々何人かいればいいんじゃないか。それ以上に何を望んでいるのか?

ゴメン。
でもこれが僕のスタンス。

「マイノリティの権利!」「マイノリティに理解を!」じゃないと思うのだ。

僕を知って、嫌いにならないでくれたら嬉しい。
好意・愛情を与えあう関係になれたら望外の幸せ。
それだけだよ。

拒絶されたら悲しいけれど、僕もきっとどこかで「拒絶」をしているのだから相手を責められないよ。

マジョリティもマイノリティも、ある種幻影に過ぎないのだから、それに捕らわれたくない。

僕はそう思うのです。

任天堂Switchのゼノブレイド2のリリースが楽しみ

うちのリンクさんもゼノブレイド2の衣装を着てハイラル平原を走り回ってます。
てか、こちらの衣装のほうが勇者っぽいですが。

ゼノブレ2を予約しておこうかどうか悩んでるところ。



Bash on Ubuntu on Windowsで、Windowsフォルダを共有したかった

正式にはWindows Subsystem for Linuxって言うんだそうですね。

で、タイトルの件ですが、これって結構めんどくさいらしいですね。
といいつつ、Conohaに借りているサーバからデータを取り出したり、Pythonのコードを少し直してサーバにあげなおしたり、取り出したデータをWindows側アプリに引き渡したいときとか、Bash On Ubuntu on WindowsとWindows10との間のファイルのやり取りをどうしようか悩んでいました。

いろいろとディレクトリを見てみると、mntというディレクトリにCというデバイスがマウントされています。cd CとしてみるとWindows側のルートディレクトリが見えます。

ふむ。。。。

ネット上では、例えばWindowsのルートディレクトリにhomeというディレクトリを作り、Ubuntu側のホームディレクトリをそちらに切り替えてしまう方法が公開されています。
僕もいったんやってみたんですが、公開鍵認証でサーバと接続しようとするとsshにパーミッションと所有者が違うと怒られてしまい、これを解決できなかったのです。今回はConohaとスムーズに接続できることが大事。

ホームディレクトリがデフォルト状態ならば、少なくともsshで怒られることはないので、こちらの状態を優先して、なんとかWindows側ディレクトリを簡単に覗けるように試行錯誤してみました。

やってみたのは、cd /mnt/c でWindows側のルートディレクトリに移動して、そこにshareという共有ディレクトリを作ります。

次にホームディレクトリに戻り、シンボリックリンクを張りました。

ln -s //mnt/c/share win

Windows側のshareディレクトリにシンボリックリンクを張り、ホームディレクトリではwinと名付けました。lsコマンドを打つと、winというディレクトリ(シンボリックリンク)が出来ています。cdコマンドで直接Windows側のshareディレクトリに入ります。

Windows側ではテキストエディタの秀丸やAtomを使いますが、文字コードをデフォルトでUTF-8、改行コードはLFのみに設定して、文字化けや改行コードで問題が発生しないようにしてみました。

Windows側からWindows Subsystem for Linux側のファイルを弄ると壊れるらしいんですが、どうなるのかしばらく試してみようと思います。

彼氏と箱根旅行(後編)

晴天と紅葉を期待していた彼氏はとても残念そうだった。
それもそのはずで、今夜にも台風が関東上陸という悪条件の中での旅行だった。

本来ならばレストランの窓には素敵な風景が広がっているはずなのに、強い雨が窓を叩き、外の先の風景はもやに覆われてよく見えない。幽玄な風景と言えばその通りなのだけど。

朝ごはんはビュフェスタイル。
前夜の晩御飯が少し胃にもたれていたので、朝粥を軽くと、甘鯛の粕漬け、エリンギの炒め物少し、たっぷり目のしらすと大根おろし。そしてサラダをいただいた。


ホテルをチェックアウトした後、強い雨の中を散歩というわけにもゆかないので、ポーラ美術館へ行く。僕にとっては何年振りの訪問だろうか。10年くらい過ぎているのではなかろうか。

大好きなウジェーヌ・ブーダンと、これはルノワールだっけ??




とても女性好みの美術館だと思うが、海辺の聖母子とかいい作品を所蔵している。
車じゃないとなかなか行きづらい場所にあるけれど、天気の良い日に訪れるには気持ちの良いスポットの一つだと僕は思っている。

ポーラ美術館のレストランは素敵な作りで、ここで食事するのは好きなのだ。
ここで低カロリーランチを食べた。506キロカロリーだとか。




蒸し物の海老の香りが印象的だった。

強羅駅へ向かい、箱根登山鉄道で箱根湯本へ移動。
10分程度での接続でロマンスカーが出るので、それに乗り新宿へ。

彼氏の宿泊ホテルへ付き添い、部屋に荷物を置いて彼氏は身軽になる。
そこから有楽町へ移動。
お目当のレストランが開店するまでマクドで時間を潰した。
それぞれスマホを弄ったりして1時間ほど居座っていたのだけど、「お互い無言で時間を過ごしていても全然気まずくないんだよね」と彼氏は言う。なんか焦って、無言の緊張に耐えられなくて言葉を繋ぐ必要がない。老成した夫婦みたいな状態な感じもするが、長い付き合いのカップルはこれでいいんだと思う。お互いの気配が伝わっていれば、まずはそれでいいんだ。

そして、最近二人のお気に入りの「陳家私菜」で晩御飯。

本場四川やみつき皇帝よだれ鶏


頂天石焼麻婆豆腐
中辛が一番いいというのが僕と彼氏の結論。


おつかれさまセットの副菜たち。
干豆腐の美味しさを最近知ったばかり。


銀座駅で別れて、それぞれ別々の電車で家路につく。
帰宅途中はふくふくと幸せな気分が湧き上がってくる。
彼氏と過ごす時間は特別で、こんな幸せがずっと続けばいいと、そう思わずにはいられないんだ。

台風に邪魔されたけれど、こんな素敵な週末。

彼氏と箱根旅行(前編)

それにしても10月はよく出歩いていた。
大阪旅行の余韻が冷め切らぬうちに、彼氏にご招待されて箱根旅行に行ってきた。

台風が接近しているなか、ロマンスカーが運休となり、新宿を右往左往していたのが今となっては懐かしい。
京王百貨店の地下でランチボックスを買い、高速バスで御殿場経由で強羅を仙石原をめざす。
ガイドブックを持たない、当初予定とは異なるルートの移動で、二人ともドキドキしていた。

風雨の強まるなか、16時近くにホテルにチェックイン。
彼氏が選んでくれた、箱根らしい、緑の多い静かなホテルだった。
洒落たフロントロビー。






ハリウッドツインのベッドと、畳が敷かれた部屋は、靴下を脱いでゴロゴロすると心地よかった。
こういう部屋は彼氏と「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」に滞在して以来だった。
本当にくつろげる。
彼氏の部屋選びのセンス、好きだよ。

食事前に露天風呂に浸かる。
台風の影響で時々雨が吹き込んでくるような状況だったけれど、箱根のお湯は肌当たりが良くて、気持ちがいい。
二人で湯船に浸かりながら、とりとめのない話を続けているとのぼせてしまいそう。

晩御飯。
レストランに向かい、誕生日のお祝いの食事を楽しんだ。




前菜
冷製サーモン タラモサラダ添え スイートチリソース


スープ
箱根西麓南瓜のポタージュ オニオンフライ添え


魚料理
鰤の香り焼き 油淋ソース


メイン
オーストラリア産牛フィレ肉の網焼き マデラ酒のソース 黒胡椒風味


お食事
かまど炊きご飯 お供 昆布だし


デザート
本日のデザート


前菜はみんなが好きなサーモン。付け合わせの季節野菜がとてもおいしい。

スープはトムヤンクンが選択可能だったけれど、これが正解。
あまり刺激の強いものを食べると、後の風味がわからなくなってしまう。

鰤はほっくり、サクサクとした歯ざわりと、油淋ソースの香りが食欲をそそる。
お肉はソースと絡めて口に運ぶと美味美味。
ご飯は早々に昆布だしをかけ、サラサラとお茶漬けにして掻き込んだ。
だしの香りって、本当に素敵だ。

デザートはハロウィンの意匠が可愛らしい一品だった。

部屋に戻って買っておいた白ワインボトルを開ける。
畳に寝っ転がって、グダグダしながら、彼氏に甘え甘えられつつよもやま話が弾む。