彼氏と箱根旅行(後編)

晴天と紅葉を期待していた彼氏はとても残念そうだった。
それもそのはずで、今夜にも台風が関東上陸という悪条件の中での旅行だった。

本来ならばレストランの窓には素敵な風景が広がっているはずなのに、強い雨が窓を叩き、外の先の風景はもやに覆われてよく見えない。幽玄な風景と言えばその通りなのだけど。

朝ごはんはビュフェスタイル。
前夜の晩御飯が少し胃にもたれていたので、朝粥を軽くと、甘鯛の粕漬け、エリンギの炒め物少し、たっぷり目のしらすと大根おろし。そしてサラダをいただいた。


ホテルをチェックアウトした後、強い雨の中を散歩というわけにもゆかないので、ポーラ美術館へ行く。僕にとっては何年振りの訪問だろうか。10年くらい過ぎているのではなかろうか。

大好きなウジェーヌ・ブーダンと、これはルノワールだっけ??




とても女性好みの美術館だと思うが、海辺の聖母子とかいい作品を所蔵している。
車じゃないとなかなか行きづらい場所にあるけれど、天気の良い日に訪れるには気持ちの良いスポットの一つだと僕は思っている。

ポーラ美術館のレストランは素敵な作りで、ここで食事するのは好きなのだ。
ここで低カロリーランチを食べた。506キロカロリーだとか。




蒸し物の海老の香りが印象的だった。

強羅駅へ向かい、箱根登山鉄道で箱根湯本へ移動。
10分程度での接続でロマンスカーが出るので、それに乗り新宿へ。

彼氏の宿泊ホテルへ付き添い、部屋に荷物を置いて彼氏は身軽になる。
そこから有楽町へ移動。
お目当のレストランが開店するまでマクドで時間を潰した。
それぞれスマホを弄ったりして1時間ほど居座っていたのだけど、「お互い無言で時間を過ごしていても全然気まずくないんだよね」と彼氏は言う。なんか焦って、無言の緊張に耐えられなくて言葉を繋ぐ必要がない。老成した夫婦みたいな状態な感じもするが、長い付き合いのカップルはこれでいいんだと思う。お互いの気配が伝わっていれば、まずはそれでいいんだ。

そして、最近二人のお気に入りの「陳家私菜」で晩御飯。

本場四川やみつき皇帝よだれ鶏


頂天石焼麻婆豆腐
中辛が一番いいというのが僕と彼氏の結論。


おつかれさまセットの副菜たち。
干豆腐の美味しさを最近知ったばかり。


銀座駅で別れて、それぞれ別々の電車で家路につく。
帰宅途中はふくふくと幸せな気分が湧き上がってくる。
彼氏と過ごす時間は特別で、こんな幸せがずっと続けばいいと、そう思わずにはいられないんだ。

台風に邪魔されたけれど、こんな素敵な週末。

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