お伊勢さんへ詣でてきた(1)

5月5日の端午の節句。
名古屋は雨が上がり、明るい日差しが戻ってきた。

早起きしてシャワーを浴び、コンビニで仕入れておいたおにぎりを食べて、7時前にホテルを出た。タクシーで近鉄名古屋駅に乗り付け、チケット販売窓口で「伊勢神宮へ一番早く行けるヤツ下さい」と頼む……「急行が一番速いです」「!?」……要は自販機で乗車券を買ってとっとと行けということか。帰りの座席を確保しておきたかったので、宇治山田駅発の特急の座席指定席券を買い、ホームへ向かう。

実際急行電車はサクサクと紀伊半島を南下して行く。それなりに混雑している。どうしても座って移動したい人は、特急で座席指定席をとると良いのだ。お安く移動したい人は急行に乗っても、特急とさほど移動時間は変わらないようだ。

移動中にiPhoneで伊勢神宮参拝について軽くチェック。伊勢市駅には9:00頃到着だから、時間的に外宮、内宮どちらもまわることができそうだ。ということで、宇治山田駅の一つ前、伊勢市駅で下車した。

ホームに降り立つとひんやりとした風が吹き付けてくる。24℃まで気温は上がるはずなのに、いまは長袖のシャツが欲しいと思うほどだった。伊勢市駅から外宮までは迷うことはない。一本道を、他の参拝客について行くだけだ。




名古屋へ行ってきた(2)

ヒルトンにチェックインして、しばらく休憩する。

夜は3人で肉バル"DENDEN"という店でワインを飲む。
最近は全国的にスペインバルが増加中、らしい。
タパスを何品か頼んで、酒が進む、進む。

牛タンとハラミのプレート。


そしてフランベして火柱の上がるハラミの鉄板焼き。



やっぱり肉はいい。

"DENDEN"を出て、さらに"ワイン食堂 ウノ"という店で二次会。
僕を除く2人はまだまだ飲めた感じだけれど、僕はわりと早めに撃沈。
ティラミス食べて、幸せな気分でホテルに戻る。

翌日は一日雨。
晴れていたら飛騨高山か、お伊勢さんへ行こうと考えていたけれど、断念。
ホテル近くのコメダコーヒーでモーニングサービスにありついたあと、109シネマで"王妃の館"を観る。自分の同僚にリアル北白川右京みたいなヤツがいて、しゃべり方、身のこなし、ウザさまでもそっくりでうんざりしている。改めて再認識したよ。

109シネマから松坂屋へ移動。
ここで前日食べ損なった"あつた 蓬莱軒"に再挑戦。デパートの中だから雨に濡れないですむのはありがたかったが、待ち時間約150分。入店したのは15時過ぎというキチガイっぷり。隣の矢場とんの40分待ちが短く感じられる異常事態。「あいつは突然やって来る~みそかつ、矢場とん♪」が耳について離れない。

鰻巻き卵を別注して、やっとありついた蓬莱軒のひつまぶし。





炭のアロマを感じさせる焦げと、甘いタレが絡み合って満足度はかなり高い。
これで3500円はお安い方だと思う。

夜は"広小路キッチンマツヤ"で"えびふりゃー"を食べる。
これがないと名古屋に来た気がしない……って味噌ものを一切食べなかったな (^^;


名古屋へ行ってきた (1)

最近、我ながらダメだなあと思うことが、スケジュール管理。
連休二日目の東海道新幹線はそれなりに混雑していた。新幹線に乗るならばやっぱり窓側が良いということで、90分後に出発するのぞみを予約した。そして……なぜか最寄り駅のカフェでお茶してしまったんだよ。気づいたらあと60分しかなくて、慌ててカフェを飛び出した。そのあと、電車を飛び乗りで乗り継いで、出発2分前ののぞみに飛び乗った。飲み物を買うヒマすらなくて……本当に反省しなくては。

ひさしぶりの新幹線はやっぱり快適だった。
日本が脈打っているかのように正確に走る弾丸列車。静けさに包まれた車内。シュッと車体を沈み込ませ、滑らかにカーブを走って行くさま。すべてが格好良い。初代新幹線設計に関わった身内がいる身びいきを意識しつつも、新幹線はただ速いだけではなくて、たくさんの人の愛情が注ぎ込まれている優しさのようなものを感じる。新横浜を出発してひたすら西へ向かって疾走して行く車内で、そんな幸福感に包まれながら100分後に名古屋に到着。

名古屋駅で待ち合わせて、東海道本線に乗って熱田神宮参拝へ向かう。
目的の半分は蓬莱軒。あそこは行列がすごいので、参拝前にエントリーだけでもと思って訪れたが3時間待ちということで断念。境内で遅めランチできしめんを食べる。