夏の三日月。

晴れ。33.6℃/26.4℃/52%

今日も降り注ぐ日差しがまぶしい、透明感あふれる空が印象的な一日だった。

彼氏が関空に来日した。乗務が終わってホテルに着いた彼氏に、電話した。話題は今度の旅行についてが多くなる。調べてみたら、彼氏が心配していた現地の天気は、今のところすてきな晴れ日が続いている。しかも日本ほどは暑くない。あとでお知らせしておかないと。

旅行に持って行く服などを集めている。
暑くて、作業はあまり進まないのだけれど。

「薬は持った?帽子も持って行きなさい」という母親の声が、普段だったら少し煩わしく感じるのだろうけれど、じゃあ10年後、そんな心配をしてくれる人はいるのだろうかと考えたら、手が止まってしまった。

昨夜もワインを飲んでグダグダになっていたのに、「おまえの壮行会だ」と父親に連れ出され、駅前の居酒屋で飯を食う。年に1回は海外に出ているので、今度もそれほど特別なことじゃないのだけれど、黙って好意に甘えた。

なんでもそうだけど、最初があれば、必ず終わりがあって。
こうやって旅支度に世話を焼いてくれる母親、酒を酌み交わす父親と、あとどれくらい共にいられるのかと考えたら、空に浮かぶ夏の三日月が滲んで見えた。

最近気に入っているBGM。