エピローグ 2011年欧州旅行記-58

成田国際空港に到着すると、まとわりつくモンスーン気候帯独特のしっとりとした大気がとても懐かしいような気がした。成田アクセス特急に乗り、自宅に戻る。最近は荷物を素早く片付ける癖がついて、帰宅早々、旅行中の冒険談をするよりも前に洗濯物を出し、スーツケースを片付ける。帰宅してわずか1時間内に、欧州旅行の荷物はきれいに片付いてしまった。

これがお土産で買ったものたち。後ろに見える、桃の箱は別。


エミレーツ航空でお土産にいただいたお菓子の詰め合わせ。豪華仕様!子供向けのプレゼントにしては豪華すぎるので、ビジネスクラスか、ファーストクラスの人たちのおやつなんだろうか!?


ソレントで買ったリモンチェロ。おしゃれな小瓶がかわいらしい。
後ろに積み上がっているのはドバイで買ったばらまき用マカダミアナッツチョコレート。


アマルフィで買った壁掛け。お土産屋のおばちゃんが「これはガラスを流し込んだアート作品」と繰り返し強調していた。南イタリアならともかく、日本の住居ではちょっと居心地が悪そうだ。


ソレントで買った乾燥食材各種。パスタに絡めて食べる。


ドバイ国際空港で手に入れたラクダ。ここ何年か、海外で動物のぬいぐるみなどがあると買う癖がついた。香港のドラゴンから、ロンドンのパディントンベアーなどなど。


ローテンブルクで買ったくるみ割り人形。説明書には「くるみを割ると壊れます」と注意書きがある。(苦笑 やればできる子なのか!?……いやいや、あくまで飾りだ。


そしてクリスマスマーケットで買ってきたクリスマスピラミッド。ローソクを炎から立ち上る暖かい空気で羽根が回る仕組み。あまり宗教色の強くないものを選んだ。


終わってみるとあっという間に過ぎてしまった12日間の旅行だったけれど、彼氏との絆がより深まった気がする。と言うよりも、一人で心細く海外の街をさまよっていた頃をなかなか思い出せないほど、この3年あまりは幸せだったんだ。どうか、この幸せが長く続きますように……。

2011年欧州旅行記、終了。

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