ナポリ空港を飛び立ったAir Berlin機は、夕日を浴びながらティレニア海を北上し、やがて黒い塊となったアルプス山脈を越え、22:30頃にはフランクフルト国際空港に着陸した。LCCではあったけれど、機材は新しく、AirShowの作り込みも良く、そしてCAたちがみんな笑顔でサービスが行き届いているというのが彼氏の評価。彼が褒めるのだから、なかなかのものなのだろう。Webサイトから予約をかけたときは、シートアサインの図では機内はガラガラのように見えていたけれど、実際はほぼ満席だった。早めに座席を確保していて正解だった。
そしてフランクフルト国際空港に到着したときは、もうほとんど最後に着陸する機体だったのかコンコースは旅行客の数もまばらで、荷物を受け取るターンテーブルも、僕らの飛行機以外は稼働していなかった。
ここでアクシデント発生。
彼氏の荷物がロスト・バゲージ。
公私ともに数え切れないほど飛行機に乗ってきた彼氏も、預け入れ荷物がロストしたのは初めての経験。あとで彼に当時の状況を聞くと、頭が真っ白になっていたそうだ。ターンテーブル近くの係員に探してもらったけれど荷物は発見できず、別室に行っていろいろ書類にサインをして、荷物が見つかったら届けてもらう先を書いたりしていた。空港係員には翌日の昼過ぎにはフランクフルトを出るつもりなので、荷物が出てきたら連絡をくれるように交渉していた。
すでに時刻は23時を過ぎて、タクシーでフランクフルトでの宿泊先に向かう。メルセデスベンツが時速180km超で高速道路をすっ飛ばして行くのはおもしろかったが、彼氏は隣で魂が抜けたようにぐったり。結局、二人ともぐったりと疲れてしまい、早々に寝込んでしまった。
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