AI美空ひばり あれから

出張先のホテルでたまたまTVを見たら、ちょうどサビの部分が流れてきた。
瞬間で、泣いた。
そのあと目を真っ赤にしたNHKアナのMCのあと二度目の歌唱が流れてきて、ベッドの上で号泣したんだ。

寒い場所にいて。
先週から微熱や腰の痛みがあったりで身体はボロボロで。
日中、ディスプレイに向かいながら仕事して。
夜はさびれたレストランで独りでご飯を食べる。
自覚できていないところですごく消耗していたんだと思う。

「あなたのことをずっと見ていましたよ
 がんばりましたね
 さあ、私の分まで
 まだまだ頑張って」

なんか、この語りの部分にやられた。
それから何回も何回も聴いたよ。

秋元康、ほんと天才。
こんな歌詞を紡ぎだすなんて。
曲自体がとても良い。

だけど、AIとはいえ美空ひばり以外の人が歌っても、こんなに感動したかどうか。。。

Vocaloidの特別版らしい。
生粋の美空ひばりファンには申し訳ないけれど、僕にはストンと腑に落ちた。
DeepLearningで作られたものは、電子楽器「美空ひばり」にすぎない。
新曲「あれから」は、発表されるまで苦労したエンジニア、ダメ出しし続けた後援会のコアのおばちゃんたち、その他たくさんの人たちの想いがあの形に結実したのだと。

AIに感情も人間味もない。
だって人間じゃないから。
それっぽくふるまって見せてるだけで。

それを美空ひばりっぽく歌わせてみせるエンジンが、実はとても泥臭い人間の作業だったことにAIの限界と希望を見たような気がしたよ。

でも、僕は泣かされたんだ。

おっさんずラブ in the sky 6話

ほんと、このシリーズとてもおもしろい。
前半の火鍋シーンも、バッティングセンターシーンは笑った。
いきなりホームランで存在バレちゃうし。

最後に捨て身でシノさんに抱き着く成瀬が切ない。
ああいう形の慰め方しか知らなかった、セックスの経験だけ積み重ねてきただけの子供。
切なかったな。

このドラマはいろんなことを教えてくれているなあ。
S1至上主義の狂信者の存在。
それを煽ったドラマライターという存在。
同性愛者のドラマに葛藤がないから不満という腐女子たちに対する「同性愛者に苦しんでほしい彼女たちへ」というカウンター。それを考察する者たちの存在。
世の中は尻馬に乗って騒ぐやつが多すぎだよ。

それにしても、なんかね。
ドラマはこういう狂乱を飛び越えて、最終回に向かっているんじゃないかな?といま時点の僕は感じていたりする。

BOY'S LOVEってよく知られたキーワードがある。
「おっさんずラブ」と日本語で書くとわからないが、Ossan's Loveなんだよね。

今回、天空不動産から天空ピーチエアラインに舞台が移ったことについて「おっさんずラブは部長がはるたんと結ばれる世界線を探すループものだと思おう。。」「おっさんずラブ、はるたんと恋が上手するまで何度も出会いや時間を変えてやり直す吉田鋼太郎ってもうこれ魔法少女まどかでしょ…」って指摘があった。

現在放送された6話までを見る限り、確かに春田創一が主人公で露出が一番多いことは間違いないが、実質的な主人公はばーちー成瀬竜だ。視聴者の興味は成瀬竜の成長に集中しているといっても過言ではないと思う。かわいすぎるおっさん成瀬竜が、どうやって恋を成就させるのか、その一点に関心が集まっている。
もはや、おっさんずラブは、今回春田創一と黒澤武蔵の物語でも、春田創一と牧凌太の物語でもなく、すでに群像劇(Ossans)に拡張されたといっても良いのではないかと。

そういう意味では、LGBTへの理解が深いと言われる航空業界を舞台にしたのは英断だったとしか言えない。ギャレーの噂話が「あいつ今度結婚するんだって」「マジ?あいつノンケだったの?!」みたいな業界だそうだから。だから「男同士の葛藤」を描かなくて済んだ。いいんだよ、そういう世界にシフトしていって欲しいのが同性愛者の願いだから。

あとね。
山崎育三郎に抱きしめられる田中圭を見ていて、このドラマはブロマンスについても啓蒙しようとしているのかなあとも思った。
フェミニストたちは想像したこともないかもだけど、男だって庇護して欲しい時もある。抱きしめられて、泣きたい時だってある。元々そんなに強い生き物じゃないんだよ男って。


春田に向ける冷めた目線と、シノさんを見つめる潤んだ瞳と、千葉雄大はいい役者だなあとちょっとファンになった。かわいさのプロだね。

個人的な件。
昨日、僕たちは付き合い始めて丸11年目が終わり、12年目に入った。
空港に着いた彼氏におめでとうのメッセージを送りたかったのに、風邪に押し倒されて寝込んでいた。
ベッドの中で彼氏からのメッセージにほこほこしていた12年目初日。

僕にとって一番かわいいのは彼氏です。

おっさんずラブ in the sky

前作ファンと宗教戦争になってるおっさんずラブ。
それだけ注目度が高いってことなんだろうけど。

僕は今のところ in the skyの方が好きなんですよ。
単発ドラマ→視聴済み
S1→途中で挫折
映画→視聴済み
S2→絶賛お楽しみ中

正直言うと、S1の10年越しの想いがドロドロしてる黒澤武蔵、「先輩が巨乳好きなのは知っています。でも……巨根じゃダメですか?」って迫る牧凌太、僕は気持ち悪いと感じたんですよ。そーいう迫り方、ノンケから見たら相当ホラーでしょ?って。

それに比べると、S2は相当にソフト路線だと思います。
だって第4回まで直接的にセクシャルなセリフは出てきてない。
S1に比べて洗練されて、薄味になった。
「なぜ恋に落ちたのか?」を描こうとしている。
S1では牧に押されっぱなしだった春田が、S2では成瀬の唇を奪いに行く。
S1では最後までなんか腰が定まっていないようにしか見えなかった春田が、今回はちゃんと恋愛しようとしているように見えるんだけど。

あと、航空業界の人たちの近くにいる身として、時々クスッと笑えるシーンもあって。
「あたしは売られたケンカ全部買うけどね。こっからここまで全部くださいって」と言ってのけるMEGUMIにかなり笑ったし。
彼氏の同僚さん、これくらい気の強そうな人ばかりだし。

春牧に思い入れが強すぎてin the sky をボロクソに貶している人たち、即時放送停止を求めて署名活動している人たち、なんで他人事に無駄な時間と労力をつぎ込んでいるのか、僕には理解できない。S1のDVDを擦り切れるまで眺めてりゃいいじゃん、と思うのです。春牧に思い入れが強すぎてTwitterで暴れている人たちは、自分たちの傲慢さに早く気付いた方がいい。それ、行きすぎたらテロリズムと変わらんですよ。田中圭も、おっさんずラブもあなた方の所有物でもなんでもないんだから。彼らの自由を妨害する権利はないんですよ。
そんなに嫌いならば、深夜番組なんだからテレビを消して、さっさと寝てしまえばいいんですよ。なぜそんなことで疲弊してるの?
じゃなかったら二次創作で発散すれば良いのでは?

僕的には成春に期待したいところだけど、後半投入される山崎育三郎は誰とくっつけるための役割を与えられたのか気になるところ。

成瀬の小動物的可愛さはウチの彼氏にもあって。
成瀬を愛でながら、次の彼氏のフライトスケジュールを確認してる。
いつか萌え袖をやらしてやる。

勝間和代やっちまったなあ……

2018年5月31日にこの記事「どうでもいいニュースランキング2位……勝間和代」を書いたこともあるしで、このネタの終焉を締めくくる義務感に駆られた今週。

元祖意識高い系オンナ勝間和代の高転びをせせら笑うつもりはないけれど、いい勉強になっただろう?って思ったりはする。

去年、勝間和代のカミングアウトと増原裕子との交際がメディアに載った時、「いい年した人間がなに舞い上がっているんだか……」と思った。そしてレズビアンカップルで荒稼ぎするつもりなのかと思いきや、勝間和代がいいように使われて捨てられたようだ。

なんかさ。
同性愛を拗らせて、人権屋界隈に足を踏み入れ、そこにうようよ巣くってるサヨクに浸潤されると人生壊れるんだよね。パートナーシップ制度にこだわって色々やらかしている人たちが、あんなに情熱をかけて紙一枚をもぎ取ってきたのに、案外あっさりと別れたりする。そこになんかサヨクっぽさを感じるんだ。

なんていうか。
彼らはパートナー=同志みたいなイメージでとらえているのではないだろうか。
僕はその考え方は自分たちを苦しめるだけだと思っている。
「パートナーなんだからこうすべき」「パートナーなんだから協力するのは当たり前」というような縛り……その本質はモラハラかDV。
特に政治活動している人間なんかに関わったら彼らの政治思想・信条に振り回されるのは必至。しかもサヨク界隈の人間は自分の思想は無謬、絶対だから、それとズレが出てきた相手を切り捨てることに躊躇しない。
そして身勝手な人が多いよ。
客観的に見ればやってることはヒトデナシ。
彼らはそれを「自由」と強弁するけどね。

本当のパートナーシップって、例えば「きのう何食べた」で描かれているようなシロさんとケンジくんのような、時々ケンカもするけれど穏やかな日々を過ごすことなんだと思う。

勝間和代と増原裕子の交際が始まったことをBuzzFeedNews、朝日新聞デジタル、Forbesジャパンとか、まあ主にリベラル系のメディアが取り上げていたことを覚えている。
彼らはこの結末をどう総括するつもりだろうか。
「個人の自由」とか言って取り繕うつもりだろうか。
メディアが嬉々として取り上げていたのは、いい年してパートナーを捨てることに躊躇のないヒトデナシだったわけだよ。

話題にさえなれば何でもいい。
そういう意味では最も人権意識の欠落しているメディアの狂騒に嫌気がさす。

最後に勝間和代「さん」に僕から一言。
お仕事柄、政治活動家と接することは多かっただろう。
あなた自体が政治活動家なのかもしれない。
今回、悪質なLGBT活動家に関わって、あなたはとても傷ついたと思う。
世間の注目を集めるために何でもやる人たちを、少なくない同性愛者達は冷ややかに見ている。
そのことは知っていて欲しい。

同性愛者のパートナーシップってのは、派手な打上花火じゃない。
何千人の人たちの注目を集めるための道具じゃない。
静かに、肩を寄せ合ってパチパチ爆ぜる線香花火を見つめるように、流れていく日々を共に見つめてくこと。
そういう穏やかな、静かなものなのだと僕は思ってます。


あなたの傷が癒えますように。

ダメだ、、、時間がない

先月は沖縄、北海道に出かけていて、いい写真たくさん撮った。
沖縄は思いがけずリゾートだったし、札幌は彼氏としっとりデートの日々。
楽しかったなあ。。。

それ以外は怒涛の仕事漬けで、週末は自分のためのPythonコード書く暇もなく。
代わりに仕事用のコードを書いてる。
今日もカフェでコードを書く合間にブログ更新。

僕はSEでもプログラマでもなくて、自分の仕事を効率的に捌くためにPythonのコードを書くようになった。
今ではいきなり手を動かさず、プログラム化して手を抜けないだろうかと考える癖がついたよ。

あ、Surface Laptop3 とても良い。
Macでコードを書いた場合、Windowsで動作するかどうか検証しなきゃならないのが時間の無駄で。
といいつつ、PowerShellの出来が良くないのには悩まされます。

ラグビーワールドカップ、すごかったよ

先週土曜日。
札幌の太助で晩御飯を食べながら、彼氏と一緒にイングランド×ニュージーランド戦を見てた。
イングランドが巧みで、「イングランド上手だなあ」となんどもつぶやいていた。

決勝戦は新潟のホテルで一人で観ている。
それぞれの国歌が流れている映像で、鳥肌が立った。
とても神々しい姿だった。
これから90分後には勝敗が決まる。
だけど、その80分間は、とてつもない光景を固唾をのんで見守るのだろうと。

南アフリカが勝利したいま。
なんか虚脱状態。
おめでとう南アフリカ。
ワールドカップを戦ったすべての選手たちが素晴らしかった。
ありがとう。
戦う選手の姿は美しいと、ただそう思った。

Surface Laptop3 到着!

早速ぶっ壊して文鎮化。
オレは何をやっているんだろう。。。

FLY!BOYS,FLY! そして おっさんずラブ in the sky

なんか航空ネタドラマが続いているようで。
彼氏から教えてもらってFLY!BOYS,FLY!を見てみました。
まあ、いろいろとひどかった印象。


主演のキンプリちゃんの演技には期待していなかったからそれはさておき、脚本とロケが最悪なんじゃね?と思っちゃったわけですよ。

いちいち突っ込んでるのもアホらしいんですが、舞台はJetstar。LCCなわけですよ。
OJTフライトから液晶モニター付き3-4-3のシート。
アホかと。
LCCでこれができるんだったら僕だって全部LCCへ行くわ。
国内線はシートは3-3、人がすれ違うのも困難な細い通路1本のエアバスA320が鉄板。

あとなんだったっけ。。。。
客がトイレでタバコ吸ったら即探知機が鳴り始めるはずで、トイレットペーパーが燃え始めるまで気づかないってのは考えにくい。しかもタバコ吸うやつってトイレに流そうとするはずで、トイレットペーパーが燃えるってあり得るのかなぁ??
さらに機内火災が発生したというのにコックピット呑気すぎないか??
急降下、メーデー宣言、緊急着陸やら着陸する福岡空港には消防車が待機していても不思議じゃないと思うんだが。

煙が充満しているので酸素マスクをおろすんじゃないの?という疑問には、「火が燃え上がる可能性があるからマスクは下さない場合もある」と彼氏は言ってたのでそういうものらしい。

てかさ、チーフパーサーを除き全員新米CAフライトなんておっかないだろう。
機内火災なんてハードル上げないで、妊婦が産気づいて大騒ぎくらいにしとけと。

で、脚本がひでぇなあと思う点はさらに。

「朝川千空(永瀬廉)は、幼い頃の初恋がきっかけでCAを志す新人訓練生。同じ元自衛官の郷田勇一(岐洲匠)、ゲイの黛正太郎(小越勇輝)、さらに元モデルの早乙女薫(北村匠海)とともに、これから始まる訓練に胸を躍らせていた」

この説明文に違和感を感じない人は、あるいはメディア人がいるとしたら、相当ダメな人だと僕は思うんだ。

たとえばさ。

「朝川千空(永瀬廉)は、幼い頃の初恋がきっかけでCAを志す新人訓練生。同じ元自衛官の郷田勇一(岐洲匠)、韓国人の黛正太郎(小越勇輝)、さらに元モデルの早乙女薫(北村匠海)とともに、これから始まる訓練に胸を躍らせていた」

って書いてみれば違和感がわかるだろう。
生来の「性質」に該当する要素で1人だけを紹介する違和感が。

朝川は新卒?みたいだが、郷田は元自衛官、早乙女は元モデル。
これは職歴だよね。
なぜ黛だけがセクシャリティでくくられるのだろう。
例えば「郷田は元自衛官でゲイ」「早乙女は元モデルでゲイ」という設定だってぜんぜんありうるわけで。
なんてか、ある人を「ゲイ」という一言でくくっちゃうことこそが差別と偏見なんだということが未だに理解されていない。いろいろな職歴・人生を送ってきたひとりの人間にプラス「ゲイ」という要素があるだけで、まるで異生物かのように扱わないでよと思うんだ。

まー、この点はゲイアクティビストや人権屋もよく理解できていないから、仕方ない部分もあるとは思うが。ゲイアクティビストは「人生=ゲイ」みたいに語るヤツがいるけれど、あれ嘘だからね。「ゲイ」を商売にしている奴らの言葉に騙されないように。

最後の締めとして、航空業界ドラマの展開は「スチュワーデス物語」から変化ないよね。
やたらに厳しいと教官とひたすら耐える新人CA(落ち着きのないおっちょこちょい)。
やたら威厳のあるキャプテン。
怒鳴りあってる整備。

お客さんの命を預かる仕事だから真剣なのはよくわかるが、これが真実なら相当にパワハラまがいの指導がまかり通っているブラック業界だわな。
ということで、本当にブラックなのかは彼氏に今度訊いてみることにする。

脚本家はどんな取材をしたんだか知りませんが、せめて「クルござ」位は読んでるよねぇ?!と思いたいところ。

で、次に飛び込んできたニュースが「おっさんずラブ in the sky」


彼氏の感想。
「不動産屋リストラされたからCAってマジかよ。。。。」

まあ確かにスルっと入れる業界じゃないんで、その気持ちはわかる。
去年、僕の通勤電車内で航空業界、しかもCAを目指している女子二人と乗り合わせることが多くて、初めはJALだ、ANAだ、アシアナだ、とか言ってた二人が、そのうちグランドだ、旅行代理店だ、と志望を変えざるを得なくなってゆく様子を見ていたんだ。
なので、脚本の前提がそもそも酷くね?ってことで。

ドラマは見るつもりだけど。

Jetlag Club

先週、台風の影響で停電が続いている成田で仕事をしていた。
僕が現地に入った時点で停電3日目で、現地は疲弊しきってた。
電話、ネットは不通、空調、給水は止まってしまい、被災地そのものだった。
急遽予定を変更してホテルで仕事をしていたが、わずか数km先で苦しんでいる人たちがいるなんて実感がわかない不思議な空気だった。

僕は現在の政府を肯定的にみているが、今回の台風災害で被災している人たちに対し、政府・千葉県ともに不感症であったと思っている。
あの真夏日、トイレの水も流せない蒸し風呂のような建屋にいる人たち、暑くて眠れない夜、屋根が飛んだり、壁が壊れた家にとどまっている人たち。
彼らを救わず、小泉進次郎の威勢の良いコメントを垂れ流しているメディアも共犯。
地震で被災した東北の復興は大事。
だけど、いま、現在進行形で苦しんでいる人たちに救いを手を伸ばさなくてよいのか?
東電に文句言っておけば、あとは時間が解決すると高をくくっているのか??

そんな思いを消化できず、夜の成田をふらついた。
エアラインクルー(といっても、たぶんコックピット)が集まるJetLag Clubでビールを飲んだ。
僕のほかに一人日本人がいたけれど、それ以外は客も店員も外国人。
海外のハブで酒を飲んでいる気分だった。
雰囲気はとても良いね。
常連になったら、すごく英語が上達するんだろうな。







もちろん、早口の英語なんぞについていけませんから、早々に退散。
翌日の仕事に備えてホテルに帰ったのですが。
3日間の仕事で疲れ果てました。

ゼノブレイドがSwitchに来るのかぁ

ゼノブレ2を楽しめたんで、やってみたかったゼノブレイド。

ファイアーエムブレム風花雪月が終わらず、アストラルチェインをすっ飛ばしてゼノブレイドに行っちゃいそうな予感がする。

ファイアーエムブレム風花雪月 黄色組

話題だっていうんで買ってみた。
ファイアーエムブレム風花雪月。
初FE。



忙しくて全然進んでいないんだが、黄色組の「金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)」がウチの担当クラス。

ガンガン戦闘に出てレベル上げしなきゃなんないのに、、、、
色男の組長クロードとお茶会で見つめあったり。




将来の嫁によその子リンハルトに粉かけたり。


全然話が進まない。。。。
まだ第一部9月白雲の章「死神の噂」の課題出撃で止まっとる。。。

うちのクラスはレギュラー8人に加え、ツィリル、カトリーヌ、シャミアがメンバーに加入してくれてる。臨時でフェルディナントも来てるので、とっとと課題出撃しちゃえば良いんだけどねぇ……。

BLに国情を感じるとき Hyperventilation

海外製のBLはチェックしていないので知らなかったが、とある界隈で話題になっているBLアニメを見てみた。

Hyperventilation (過呼吸)


主人公二人の過去エピソードの中で、気胸のウケをからかう(?)シーンがある。
腹チラしてるのはタチ。





あー、なるほど。
現代日本BLじゃ絶対に出てこないセリフだな。

僕は内外のコリアンシンパサイザーのごり押し情緒はホント嫌なんだが、こういう日常会話中ににじみ出る国情や、若者の屈折は、なんか自然に受け入れたくなるものはある。

出典:
Hyperventilation

8月が終わってしまう。。。。

なんか、本当に忙しくて。
夏があっという間に終わってしまった。

8月は九州出張と新潟二往復があって、週末の休みがない日々はクタクタになったね。
やっと帰宅してもベッドで気を失ってばかり。
ファイアーエムブレム風花雪月も第一部9月から先に進んでない。

今日、ひさしぶりにコメダ珈琲店に来て、Mac立ち上げてコードを書いていたら、なんか元気が出てきた。
物作り(?)ってやっぱり楽しいなあ。

で、最近はご無沙汰なBLマンガ新作を眺めてみると、なかなかよさげなものが。


サンプル……ん?!
なんですか、この巨人は?!


逆に読んでみたくなったぞっと。

週末は彼氏と過ごす

今週末は彼氏が来日していてお泊りデート。
新宿二丁目のBarでハッピーアワーのワインを飲んだり。
二丁目になるとJIM BEAMのポスターも捻ってくる。
美人ローラじゃなくて、ドラァグクィーンに代わる。



ゲイバーの壁にはゲイテイストに溢れたポスターが張られていて。。。
僕が子供のころからゲイと仲良しだったAbsolut Vodkaとか。。
ノンケさんには「はぁ!?」なポスターまで。



狭いゲイの世界も、僕が接触したことのない場所はまだまだたくさんある。

日曜日は二人で映画を見る。
池袋は子供たちで溢れていて、アニメ・ゲーム・BLマニア達が徘徊している。
昔のアキバの雰囲気が池袋にあるなあと思う。

菅田将暉の「アルキメデスの大戦」。
原作の数パーセントも映像化できていないのだろうけれど、原作未読ですごく楽しめた。
原作はぜひ読んでみたい。
戦艦大和を「依り代」と言ってしまうのは、大和乗組員には酷すぎるなあとため息は出た。

それにしても菅田将暉クン、演技達者。
スゴイ役者さんだと思うわ。

明日からまた仕事だ。


軍靴の音が聞こえてくる

サヨクと彼らの機関紙(朝日新聞とか)の大好きなフレーズが現実になってきたなあと。

「外交的解決策を提示し、行き止まりの道を行くことに警告し、問題を解決するために頭を突き合わせようとした政府の提案を日本政府は、まったく受け入れていません。
一定の期限を定めて、現在の状況をこれ以上悪化させずに、交渉する時間を持つことを促す米国の提案にも応じていない。
韓国政府と国際社会の外交的解決の努力を無視して、状況を悪化させてきた責任が日本政府にあることが明らかになった以上、これから繰り広げられる事態の責任も全面的に日本政府にあるという点を明確に警告します 」

「決して望まなかったことだが、我々政府は日本の不当な経済報復措置について相応する措置を断固として取っていきます。
たとえ日本が経済大国であったとしても、我々の経済に被害を意図挙げるならば、私たちも対抗することができる方法を持っています。
加害者である日本が居直り、大声を上げる状況を決して座視しません。
日本政府の措置状況に応じて、私たちも、段階的に対応措置を強化していきます。
すでに警告したように、私たちの経済を意図的に打撃すれば日本でも大きな被害を甘受しなければなりません 」

これ、ムンジェインの演説の一部ね。
北朝鮮と言ってることが変わらないなあと。

朝鮮半島が経済的に日本に報復することは無理だ。
朝鮮海苔だの、観光客だの、パプリカだの、安物の焼酎だの、あとDRAM、SSD?とか日本に輸出停止したとしても他国から買って代替できるものだし。

正直、ムンジェインと彼に煽られた国民が満足するゴール「日本に勝つ」「日本を超える」を達成する方法は、もう一つしか残されていない。
武力行使だけだ。

だからムンジェインは「これから繰り広げられる事態の責任も全面的に日本政府にあるという点を明確に警告」したのだろう。
彼の言ってることは北朝鮮と変わらない。

日本国内に、いまだに対話対話言ってるバカがいる。
今回の措置だって、まず韓国側から自分たちはどこが間違っていたのか、どうしたら措置を解いてもらえるのか、と落ち着いて日本に照会してくれば済んだこと。
ところが最初から「不当だ、撤回しろ」と騒ぐから、結局ホワイト国から削除となった。
朝鮮半島民と対話は無駄なんじゃないかと僕は思う。

彼らがやってきたことは、マキアベッリが「戦いを避けるために譲歩しても、結局は戦いを避けることは出来ない。なぜなら譲歩しても相手は満足せず、譲歩するあなたに敬意を感じなくなり、より多くを奪おうと考えるからである」と言っているそのままだから。

ムンジェインがこうも言ってるでしょ?
「私たちの最も近い隣人であり、友好国であると思っていて来た日本が、そのような措置を取ったことについて失望し、残念です」

彼のやってきたことのどこに「友好国」に敬意を払うそぶりがあったのか?
これ、本気でそう思っているのならば狂人だし、政治的打算ありきで裏切られたふりを演じているならばとんだ悪人だ。

これが北朝鮮だったら、あんな独裁者のいる国に生まれてきてしまった国民に憐憫の情を感じることもあるかもしれない。
だけど韓国人は選挙を通じて自分たちの手でムンジェインを選び取ってしまった罪がある。
その代償は自分たちで支払うしかあるまいて。

むかし、むかし「金日成が4千4百万人いるのが大韓民国であり、二人しかいないのが北朝鮮なのである」と喝破した人がいた。
その通りだと思う。
いまの韓国は、ムンジェインを追い払ったとしても、次のムンジェインが現れるだけ。
日本は朝鮮半島から手を引いて、大きく距離を置くのが政治的に正しい。

このままだと米国が余計なことをしない限りは、日本が韓国から武力攻撃を受けるか、その前に日本(を中心とした勢力)が韓国経済を破壊しつくして軍事行動も起こせないまでに追い込むかのいずれかだろうと思うよ。

マキアベッリはこうも言っている。
「やむを得ないときの戦いは正しい。武器の他に希望を絶たれたときには、武器もまた許されるものである。」
「祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される。」

ムンジェイン一派の頭の中は、そういう事でいっぱいになっているのだろうな。

大分は雨が上がりました

日中ははげしい雨が降っていたけどね。
夕方は薄日がさしました。
ホテルに戻って窓から外を眺めると、別府の方は雲がかかってます。
山で雲がせき止められているのか、大分市とはちょっと気候が違うようです。

部屋でかぼすハイボールを飲みながら選挙開票を眺めてます。
安倍政権が信用できないからという理由で、野党に投票しているアホウが目立ちますね。
民主党時代の悪夢をもう忘れたの?
「プールにガソリンを備蓄したらいい」とか言ってる人がいましたね。
「日本は日本人だけのものではない」とか言ってる党首もいましたよね。
ガソリン税値下げ隊とか騒いだ後、結果を問われて笑ってごまかした人がいましたよね。
原発事故の時、国民を導かなきゃならないのに、沖縄に逃げていた超大物政治家がいましたよね。

あの時、政権にいたあのアホウどものせいで日本が潰れるんじゃないかと毎日怯えていました。
安心感なんて1mm、1mgもなかったよね。

ど素人たちがあれからどれだけ成長したのか。
あの時自分たちが何を間違っていたのか。
こういうことをちゃんと総括しないで安倍批判で議員の席を得ようとしている人たちがいますよね。
フザケンナ、と思います。
国民を舐めんじゃねーよって。

「彼氏だいしゅき〜」と言いながら酔っ払ってます。

天気の子 見てきました。

ただいま大分に滞在中。
駅前のTOHOシネマズのレイトショーで「天気の子」を見てきましたよ。
羽田空港から飛行機搭乗開始直前にシート予約をした時は、10人いるかいないかの埋まり具合だったのに、実際に行ってみると300人クラスのスクリーンの6〜7割埋まっていた感じ。

で、天気の子の感想ですが。。。。

すごくよかった。
僕は「君の名は。」よりこちらの方が好きだ。

確かに「君の名は。」のような祝祭的な空気に包まれた東京ではなく、月並みだけどブレードランナーの舞台のように雨ばかり降っている東京。でも酸性雨のようなヤバさではなく、ただひたすら雨の降っている東京でした。

「君の名は。」ではティアマト彗星の破片が落ちて消滅した糸守町の住民を救い、未来を変えてしまった。死んだはずの三葉と再会した瀧が住む東京はスイッチした別の未来、というエンディングだった。

「天気の子」は、いわゆる「セカイ系」といわれるアニメなのだろう。
雨雲を払う代償に人柱となって消えてしまった陽菜。
東京は晴れを取り戻し、みんな「やれやれ」と晴れを喜んでいる中で、一人「それはちがうだろ!」と陽菜を取り戻しに奔走する帆高。
陽菜を取り戻した結果、ふたたび東京は雨が止まなくなり、水の中に沈んでしまう。
晴れが戻ってくる「ifの東京」を元の世界に戻してしまうのだ。

だけど、その場所はむかし全部海だったんだ……と思えば、それもまた受け止めることも「あり」な一つの可能性なのだろう。
それでも僕たちはこの世界で生きてゆく、すべてが思うようにはならなくとも。。。

そういう話だったんじゃないかな。

「君の名は。」は時空が交差する説明を組紐になぞらえて語るんだけど、その説明は正直処理があまり上手じゃなくて分かりにくいところがあった。
それに比べると「天気の子」のストーリーは分かりやすかったと思う。

それにしても登場する大人の男たちはそろって役立たずだったね。
世界を救うのは、昔から女・子供の役目と決まっているらしい、この国では。

P.S.
RADWIMPSの曲はとても良かったよ。


残念なことに……

帰宅して身体が痒くなって眠れず。
うーん、アレルギーらしい。
抗ヒスタミン剤を飲んだので、今日は寝てしまうと思う。。。。

ブログ更新が滞ってきたなあと思うこと

Instagramは便利なんだろうけれど、後で見返した時になんか物足りない気がする。
と言いつつ、最近はiPhoneで撮った写真をPCへ移動させるのすらめんどくさい気がしてさ。
ひさしぶりにiPhoneからMacへ写真を読み込ませてみたら、新規6000枚もあって軽くめまいが。。。

以前はブログで旅行記を載せていたんだけれど、手前数年、実は大幅に欠落があるんだ。
自分の備忘録代わりに列挙しておくと、、、、

・2016年8月2日〜8月6日 東北3県(青森、秋田、宮城)旅行
・2016年9月8日〜9日 長野(軽井沢→茅野)旅行 小海線初体験
・2016年9月30日〜10月2日 大分(別府)滞在 iPhone破壊の悲劇
・2016年10月22日〜10月23日 河口湖滞在
・2017年1月5日〜1月9日 タイ旅行(パタヤ・バンコク)
・2017年3月8日〜3月9日 軽井沢滞在
・2017年3月15日〜3月16日 軽井沢滞在
・2017年3月22日〜3月25日 軽井沢滞在
・2017年3月28日〜3月29日 茅野滞在
・2017年4月10日〜4月12日 勝浦滞在
・2017年4月19日〜4月21日 茅野滞在
・2017年5月6日〜5月11日 ベトナム旅行(ダナン・ホイアン)
・2017年6月1日〜6月2日 茅野滞在
・2017年6月5日〜6月7日 軽井沢滞在
・2017年7月15日〜7月16日 伊豆(松崎)滞在
・2017年9月17日〜9月19日 千葉(南房総市)滞在
・2017年10月7日〜10月9日 大阪滞在
・2017年10月28日〜10月29日 箱根滞在
・2017年11月3日〜11月5日 上高地滞在
・2017年12月12日〜12月13日 軽井沢滞在
・2018年1月19日〜1月22日 香港(マカオ)滞在
・2018年1月24日〜1月25日 茅野滞在
・2018年3月10日〜3月11日 千葉(安房小湊)旅行
・2018年4月8日 山梨(富士吉田市)旅行
・2018年5月19日〜5月20日 名古屋滞在
・2018年7月7日〜7月11日 インドネシア(バリ島)旅行
・2018年7月22日 山梨・長野(清里)旅行
・2018年9月15日〜9月17日 伊豆(松崎)滞在
・2018年9月20日〜9月24日 大分(別府)滞在
・2018年10月10日〜10月14日 大分(別府)滞在
・2018年10月25日〜10月26日 茅野滞在
・2018年10月26日〜10月29日 大阪(京都)旅行
・2019年1月11日〜1月17日 タイ(ホアヒン・バンコク)旅行
・2019年3月2日〜3月5日 大分(別府)滞在
・2019年3月23日〜3月24日 千葉(南房総市)滞在
・2019年4月26日〜4月30日 大分(別府)滞在
・2019年5月1日〜5月3日 新潟旅行
・2019年6月6日〜6月9日 沖縄旅行
・2019年6月27日〜6月30日 大分(別府)滞在
・2019年7月6日〜7月9日 伊豆(松崎・熱海)旅行

ブログに書いた旅行記もあれば、書かれずに終わっているものもありで。。。
いずれ載せてゆきたいんだけどね。

ネコカフェ初体験

前から一度行ってみたいと思ってた猫カフェにいます。
あんまり近寄ってきてくれませんが、僕のテーブルのイスにも遊びに来てくれました。
まあ、猫のいる生活は楽しそうだなーという感じ。





猫はフォトジェニックだなあと思った。

きのう何食べた 最終回

別府に滞在していて、まだ最終回見れていません。
だってテレビもない部屋なんで。

「何言ってんだ。死ぬなんてそんな、そんなこと言うもんじゃない。食い物、油と糖分控えてさ、薄味にして腹八分目で長生きしような、俺たち」

名ゼリフきたー!!! らしいですね。

ウチの場合、

 「何言ってんだ。死ぬなんてそんな、そんなこと言うもんじゃない。食い物、油と糖分控えてさ、薄味にして腹八分目で、酒も減らして長生きしような、俺たち」

「最後のヤツは抜きで」(真顔)

とジルベール顔で彼氏に言われそうな気がする。
彼氏は可愛くて仕方ないんです。

彼氏と過ごす週末

予定通り来日した彼氏と過ごす週末。
ホテルでグダグダしながら、きのう何食べた11話を見たり。


ランチから肉バルで酒飲んでいたり。





シロさん、ケンジ君並みに幸せな週末を過ごしとりました。
来週末は彼氏と早い夏休みを過ごしてきます。

きのう何食べた 第11話

週末の楽しみになってるんだが、今日から彼氏が来日。
明日はベッドで額を突き合わせてiPadで最新の「きのう何食べた」を見る予定。
そうなると、午前中ベッドでグダグダすることになりそうなんで、朝ごはんを買い込んで部屋に戻ることになるなあ。

なに、このデブ製造機みたいなメニューっ!?
これ僕らへの嫌がらせでしょう、もう!

相変わらずジルベールのキレっぷりにしびれるわ~。

ジルベールいじられまくりも含めて神回でしたね。

それにしても磯バーグ(w

きょう何食べる?

いっちょ嚙みのブラウンさん。
そういうノリ、嫌いじゃないよ(w

腐女子、うっかりゲイに告る。最終話を見て

わりと駆け足というか、唐突な終わり方したなあと思ったな。

LGBTに政治的フォーカスが当たっていて、今期は特にLGBTネタのドラマが多かった。
だけどなんてかなあ……少なくとも「腐女子、うっかりゲイに告る。」は、ちょっと一周以上遅れの印象がするんですよね。

もちろん原作ありきだから、原作を逸脱することはできないのだけど。
同性愛者の苦しみ・悩みをリアルに描き出す、って啓蒙ドラマって、少なくとも公共ドラマでやるにはかなり「遅い」んだと思うのな。
「腐女子、うっかりゲイに告る。」の最後は、ゲイの安藤純が大学に進学して、自己紹介の時「僕はゲイです……」とカミングアウトすることを暗喩するような終わり方だった。それは、公共放送のドラマとして価値ある内容だとは思えないんだよなぁ。

一人のゲイとして、いま、このタイミングでゲイネタで公共放送に挑戦して欲しいのは、「シン・ゴジラ」であり、「桐島、部活やめるってよ」なんだよ。

なんてか、同性愛者の苦悩・生きづらさを描くのは3、ある人が同性愛者だと打ち明けた(あるいはバレた)結果、周囲の人間関係に及ぼす影響、周囲の人たちの心の動き・悩みを描く。いま、本当に必要とされているのは、ゲイを取り巻く世界の完全なシミュレーションドラマなんだと思う。

Eテレで流しているみたいなお為ごかしな予定調和ではなく、マイケル・サンデルの胡散臭い白熱教室でもなく、見てみたいのはヒリヒリするような現実世界での摩擦。

数百年前の誰かがつぶやいたドグマ(経典)を頭の中から外してみよう。圧倒的多数の異性愛者の中に少数の同性愛者が混じっている現実世界で、お互いの苦悩、利害調整の問題、誤解・偏見(があるから差別)、様々な制度の問題をぶつけ合って、その落としどころを描いたものを見てみたいんだよね。

偏見って、異性愛者・同性愛者双方にあって、一方的に同性愛者が偏見・差別に晒されているとは言わないし、言えない。セクシャリティを外してみれば、同性愛者も誰かに偏見を持ち、差別するなんてことはいくらでもあるのだから。

まあ、いろいろ大変だと思うよ。
学校一つとっても着替えの問題、トイレの問題が出てくるだろうけど、これをどう解消するのか。全部別にすれば良いのか、第三の場所を用意して隔離すれば良いのか、入れ替え制にすれば良いのか、となるとカリキュラムにどんな影響があるのか……これだけでも色々と語れることはあると思う。

損得含めて現実を提示しないまま、ゲイの少年にカミングアウトを勧めるようなドラマを流すのは安直だと思うわけで、NHKにはもっと精進して欲しいのです。

腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。 第7話

最終回を前にして、NHKとして見せ場を作ったつもりの第7話。

見せてもらおうか、NHKの人権意識とやらを!


…………30分後




ダメだ……こいつら全然わかってねー(頭痛いわー)

と僕は頭を抱えていたわけです。
日曜日の朝から。

全般の雑感……古臭い、もうなんてか、演出、ストーリー運び、すべてが古い。
体育館の演壇で独白、独白をやめさせようとする教師と、それに飛びかかる生徒達。
1980年代の金八先生のセンスをいまだに演るのかと……。
頭いてぇ……。

なんかね、第7話はいろんなことを分かっていない気がするんだよ。

例えばアウティング。
三浦紗枝が腐女子をカミングアウトするのは勝手にすればいい。
だけど安藤純を巻き込む必要があったのか?

生徒たちがどうして善人ばかりという前提を描けるのか?
アウティングの問題は、カミングアウトがとてつもない悪意に晒されて、結果としてゲイの居場所の喪失、下手すりゃ自殺にまで行ってしまう危険性なんだよね。
高校を卒業して、居場所を変えられる自由が得られるまで、それはやらない方が良いと僕は思ってる。逃げ場のない学校・教室という監獄で、悪意と向き合うのはとてつもなく大変。学園はなにか聖域、みんな善人、仲良しこよし。話し合えば皆分かり合える、みたいな意識で学園ドラマ作っているとしたら、それ、相当分かっていないですから。

ドラマでもちょこっと出てくるSNS。
これで悪意がばら撒かれたら、本当につらいですよ。
異性愛者の子でも自殺に追い込まれるのに、同性愛者なんてさらに弱い立場だからね。
安藤純はイケメン(で良いんだよね??)でしょ?
これがとんでもないブサメンだったらって想像できました?
誰も助けてくれないよ?
つらいよ?
ほんと、「ただしイケメンに限る」って前提で話が進んでいるの分かってる?
(ここら辺がやおい論争に通じる部分なんだけど)

小野雄介が「男だったら!」というセリフがあるけれど、ゲイが主人公のドラマでそれはねーよなあと。LGBT教育したという設定だったけど、何の教育をしていたの?
「男・女それ以外にも性は多様なんだよ」ってテーゼ、自ら壊してない?

三浦紗枝が安藤純にキスを求めるシーンがあるけど、マウス・トゥ・マウスもないなあ。てか、それができるならバイセクシャルでしょう?
僕が同じことを求められたら、頬っぺたにチュッですよ。
個人個人考え方はいろいろとあると思うけれど、マウス・トゥ・マウスのキスは性愛の「性」に属するものだと僕は思うんですよ。人類愛的なキスだったら頬っぺたか、オデコか、手の甲か……。
新宿二丁目で酔っぱらってビアンとキスする時だって、唇はねぇーわ。
てか、素面だったらキスすらねーわ。
ないない。

しかも、腐女子、ゲイにキス強要でしょ?
ノリでやっちゃいましたという感じのドラマじゃないし、NHKは分かってこのシーンを作ったのか僕はTVの前で固まってしまってました。

同性愛を取り上げるとき「性愛」を避けることができない分、同性愛者が「性」と「愛」をどう切り離しているのか、NHKはもっと考察しても良いかなと思う。


「秘め事」

Queenのこと、語れる知識はないけどさ、フレディー・マーキュリーはゲイを公衆の面前でカミングアウトしたことはないよな?
だから、Queenをゲイに関する文脈で語るにしても、それは「隠されたアイコン」としてであって、故人をアウティングに近い形で取り上げるのは良いことだとは僕は思わないんですよ。

カミングアウトして、何も包み隠さない、自分をすべて曝け出せばハッピーという考え方は、ゲイの中でもそれほど支持されてはないと僕は思っています。
人間、誰だって「秘め事」を抱えて生きてるし。

ドラマの中で「透明な壁」という表現が出てくるんだけど、それはゲイからしてみれば自己防衛であり、逆には優しさでもあったりするわけ。ゲイだと秘め事を打ち明けられて、それに耐えられますか? その秘め事を守ってやれますか? そのくらい世界はタフに育っていますか?って。
(逆に言えば、セクシャリティなんてものがどーでもいい事柄になってしまえば、この話はすべてどーでもいいことになるんだが。この世が宗教というものに縛られている限り、それはどーでもいいことにならないんだよなぁ)

僕だってどうでもいい人の「秘め事」なんて触りたくもないし、知りたくもない。
なんで他人の秘め事を受け入れて、配慮してやらなきゃならないのか、ってね。
「秘め事」だから、触れないし、偶然知ってしまったら、それは他人に漏らさない。
僕が今できるのは、そこまでだから。

腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。 第7話
とても暴力的でした。

「あいつ来月結婚するんだって!」
「うっそー、あいつノンケだったの!?」

くらいな組織にならない限り、NHKはこの手の微妙なドラマに手を出すには早すぎる。
腐女子はいる、ゲイもそれなりにいる、だけどBLと腐女子に理解を示すゲイはそれほど多くないから、取材でカバーしようったって難しいよ、ほんとうに。
そこ、分かっていたのかなあ。。。。

次、NHKがゲイドラマやるんだったら、田倉トヲルの「こいものがたり」を映像化してみたらいい。こちらの方がよほどリアリティがある(ただしイケメンに限る、ではあるけれど)。

やおい論争から「きのう何食べた?」へ

2019年4-6月期、LGBTというか、ゲイにスポットを当てたドラマが3本走ってる。
・きのう何食べた?
・腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。
・俺のスカート、どこ行った?

「俺のスカート、どこ行った?」は面白いけれど、まあ前期の「3年A組」っぽい感じがしていて、目新しさは今のところ感じない。女装のオカマが現状を打ち破って行くストーリーは、なんてか、異形の者をトリックスターにして話を転がしてゆくありがちな物語だからさ。古田新太の怪演はとっても好きだよ。

で、今日の材料は残りの二つ。

僕は原作「彼女が好きなのはホモであって僕ではない」を読んでいないので、ドラマだけ見た印象で語りますね。
人権にはセンシティブな(はずの)NHK様が手掛けるので、ある程度安全な着地点はあるのだろうけれど、あらためて見るとオタク・腐女子って結構酷いよね。
ノンケ男子を絡ませてキャーキャー妄想するものの、実は自分と付き合っていた彼氏がゲイだと知ったら平手打ち……。。。。。

昔々、やおい論争があったころ。

「表現物の中に押し込まれてしまったゲイの側からながめると、女たちは確実に『男』化しつつあるように見える。他者を使って、自らの性的ファンタジーに都合よい役割を演じさせ、あまつさえ、ベッドの中までのぞき見してしまおうというのだから、タチが悪い」「キャラクターには共通していることが一つだけある。つまり、『女を楽しませてくれること』である」
「『女性差別表現』という言葉がある。『女を欲望の対象としてのみ描き、女の性を商品化する表現』、または『女を男社会に隷属させるためのステレオタイプに押し込める表現』であると理解している。‥では少女マンガにおける同性愛表現、とりわけ、やおい表現物などは『ゲイ差別』にあたるのだろうか?」

とあるゲイからの問題提起に対して、女性側(腐女子)からは、

「私がショックを受けたのは、あなたがやおいを自分に関係あることとして受け止めていることでした」
「ゲイの人たちがやおい本を読むということは、私の世界に土足で踏み込まれたような気がするのです」
「そこで描かれているのは『究極の関係』という『物語』であって、『純粋な欲望』としてのセックスではない」

なんてリアクションがあり、当時のBL作家を含め「やおいはあくまでもファンタジーであり、同性愛者側から不愉快であると言われたら謝るしかない」というスタンスだった。

最初にリアルな同性愛者という存在への想像力欠如があって、その上に視野狭窄になりがちな「オタク・腐女子」の行動スタイルが加わって、リアルゲイの反発を買ったんだろうなあと思うんだ。まあ彼女達からすればリアルゲイと遭遇して「キャスティングが酷すぎる!原作を侮辱!!」ってな感じなのかもしれないけれど。

やおい論争があった当時から、よしながふみは漫画を描いていた。
僕個人としてはよしなが作品には「なんか観察者のようなひんやりとした眼差し」を感じることが多くて、それほど好きじゃない。だけど「大奥」等 挑戦的・実験的な作品を描く才能にはリスペクトしている。

そんな大御所が描き続けている「きのう何食べた?」は、腐女子に対する一つの挑戦だと僕は考えているんだ。

「『究極の関係』という『物語』であって、『純粋な欲望』としてのセックスではない」という腐女子に対して、「『究極の関係』という『物語』にセックス描写は必要なの?それがないとBLは成立しないの?」という問いかけなのだと僕は考えているんだ。

「きのう何食べた?」は、やおい論争に対するよしながふみなりの回答なのだろう。
ゲイをセックスの視点で切り取ることをやめて、ただの隣人として眺めてみたらそこには淡々とした人間の営みがあるだけだ、ということ。
(……いや、ジルベール航みたいのに振り回されていたら淡々ではないか。。。)

あらためて僕は腐女子とBL研究者達に問いかけてみたいんだ。
BLにセックス描写は必要ですか?(別にやめろとは言いません……)
セックス描写がないとBLは成立しませんか?
なぜセックス描写が必要なのでしょうか……そこにあなた方はなにを求めているのでしょうか?

彼氏はきのう何食べたの原作を揃えている。
かなり好きらしい。


10連休後半は……

恒例の新潟行き。
地主として契約についての打ち合わせをしたり。

今回はトミオカホワイト美術館に行ってみた。
周囲は本当に里山の春という長閑さで、絵画鑑賞もまったりと。


ランチに蕎麦を食べようということになって、訪れた長森があまりにすさまじい待ち状態。これはちょっと……となってクルマを飛ばして宮野屋という店に挑戦。
八海山登山口の入り口近くの、「本当にこんな場所に蕎麦屋があるの??」と疑いたくなるような場所だったが、駐車場は満車だった。


ギリギリ席にありつけて、1時間待って蕎麦が出た。

山菜の盛り合わせ。天ぷら1皿。それと各人蕎麦と。





山菜はやや濃いめの味付け。
田舎風。

天ぷらはサクサク。
あんまり脂っぽくなくて良いよ。

そして蕎麦。
ここはつけ汁に胡桃を入れるのが特徴のよう。
やっば、うまー!!

いい店知ってホクホクして帰宅。
またリピートしたい。

別府旅行(20190426-30)で食べたもの その4

鉄輪4日目。
7:00過ぎに福岡空港へ向かうバスに乗る彼氏を見送りに、鉄輪バスターミナルへ向かう。
朝ごはんは近くの7-11で買ったサンドイッチとおにぎり。
彼氏を送り出した後の鉄輪は、色褪せたただの温泉地。
自宅から持ち込んだMacBook AirでDeepLearningのデータ生成用コードの完成を急ぐ。
これが想像以上にうまくいって、帰宅後シミュレーションさせて楽しんでたり。

ランチは三ツ星というフレンチレストランでお勧めのオムライスを食べてみた。





まあ、、、ノーコメント。

雨は強まる一方で、しかも濃い霧が出てきて窓の外は真っ白な状態。
鉄輪最後の晩餐は、近所のお好み焼き屋で買った塩焼きそばとおにぎり。


自宅のひかりTVチューナーから電送したビデオ見たり、コードの続きを書いたりして過ごした。

翌朝、スーパーで買っておいたパンを二つ食べてホテルを後にした。
彼氏と過ごした連休前半はこんな風に過ぎていった。