ラウンジは空いているけれどメニューの品目が少し寂しい。
なので、時々階下のレストランへ移動してそこで摂ることもある。
午前中、街中をふらふらしていて、午後いったん戻ってきてお茶する。
あるいは夕方のカクテルアワーにワインを飲みながら軽食をつまんでいる。
そんな生活をしていたので、なんか外でまともにご飯を食べたのは2、3回。
日本人の胃腸じゃヤラレるぞっていう、屋台なんかも試してみたい気持ちはあるのだけれど。歩道を歩いているときに、屋台の女性たちが肉を焼いているにおい、香草の青臭さ、暖められたナンプラーから立ち上る湯気が僕の心をかき乱す。あの汚いテーブルに座って麺をすすったら、きっとなにか楽しい気分になるんだろうなって。
ヴァティーゴでのディナーしたのと、現地で暮らしている彼氏の同僚さんとランチした以外は、だいたいこんな食事だった。ホテルの食事はそつなくて、清潔でとても良いのだけれど、ローカルな情緒は楽しめないの。それは無い物ねだりと分かってはいるけど。
ああ、到着初日、ソイ・トワイライトで下品なGoGo Boyショーを見に行く前に、「炭水化物が足りない!」といいつつラーメンを食べたっけ。タニヤ通りは日本人向けの歓楽街になっていて、そこで供されるラーメンも日本的に本場の味。内田家という家系ラーメンで、スープはこってり濃い目だった。
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