さて、SONYの危機が叫ばれていて、メディアもそれを煽ってる。
最近思うこと(3) 「えらそうな無能な門外漢」が跋扈する社会
http://blackarmor.blogspot.jp/2011/12/3.html
2年以上前のSONY記事にアクセスがあるのは、戦後日本を代表する企業の苦境にみんなが無関心ではいられないからだろう。出井伸之氏以降の歴代ソニーCEO、そして取締役会が無能だったことが今日の状態を招いた。支那・韓国の追い上げ、極端な円高という外部要因があったとはいえ、TV事業の失敗、携帯型ミュージックプレーヤー事業の没落、スマホの乗り遅れなどは、SONY経営陣の戦略ミスとしか言いようがないだろう。金融事業でかろうじて食っているSONYは、昔のGMのような没落ぶりだ。製造業を捨てるつもりならば、金融グループとして生きて行くのもありだろう。だけど、製造業として輝きを取り戻すには、現在のSONY経営陣では立て直らないと思う。
SONYのIRレポートも読まずに、勝手連なSONY再考プランを妄想してみた。
・現経営陣、全員クビ。辞表を出して会社を去れ。
・期間限定で、SONYグループを分割する。
-レガシーSONY
現在の事業を引き継ぎ、出血を最小限に止めて持久戦に入る。
-SONY Next Generation
例えば、5年以内に画期的な新製品を30点開発するために血道を上げる
開発したものはレガシーSONYで生産を行う。
SONY NGは無駄な役員の数を削減し、稟議等意思決定に関わる手続きを簡素化する。
開発者に無駄な時間を使わせない。
SONY創業者に近い立場にいたレジェンドたちをメンターとして招聘し、技術者を鼓舞する。
SONY NGは必ずレガシーSONYを救いに戻ってくるヒーローたちである。
・SONYの社是の再構築
-自由闊達にして愉快なる理想工場の建設、に加えて、ホモサピエンスを熱狂させる世界最高のデバイスを開発する工場、とか。
いずれにしても、いまのSONYは滅び行く恐竜でも見ている感じがする。
生き残るために小回りの効く小さな組織を作って大企業病を遠ざけ、復活の狼煙を上げて欲しい。
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