アナンタラ・プーケット・ヴィラ 8 (タイ・シンガポール旅行記)

パブリックプールにいた僕たちは、だんだん日差しの強さがつらくなった来た。「部屋に戻って、ワインでもグヒグビ呑みながらごろごろしない?」と彼氏に提案すると、二つ返事でOKが出る。彼氏のおしりからしっぽが生えて、パタパタと大ぶりになっているような気がした。

お財布を取りにヴィラに戻った僕たちは、そこでうれしい光景に出会う。10月25日は僕の誕生日。その日をあまり意識していなかったのだけれど、ベッドメイキングの終わった清潔なシーツの上に、僕の誕生日を祝うメッセージが置かれていた。タオルで作られた象とともに。なんか、ものすごくうれしくなって、やばい、超うれしいよ、とか僕は叫んでいた。こういう演出されると、ちょっと泣けてしまうね。



かわいらしいベッドはそのままにして、僕たちはタートルヴィレッジの地下にあるスーパーマーケットへ買い出しに出かけた。ワインが2本と、ジャンクフードのおつまみをいくつか。部屋に戻ってきて色々と支度をしている間に、今日はヴィラを囲む塀の木戸を開けてラグーンを眺めながらワインを飲むことにした。







サラの窓を開け放ち、マットに上に寝っ転がってワインを飲む。
ヴィラの外側、木戸の向こうにはラグーンが広がっている。
ラグーンの先に、僕らが何度も渡った石橋が写っている。

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