A-FACTORYで地元物産を冷やかしたあと、海を眺めながらねぶた小屋まで歩く。
このプロムナードは気持ちの良い場所で、陸奥湾からそよ風が吹き込んで来ると肌寒さを感じるほど。跳人姿の高校生の姿がちらほら目につくようになる。彼らの身体から涼やかな鈴の音が零れてくる。この鈴の音が通りに溢れるようになると、祭りの時間だ。
アスパムの裏側にねぶた小屋が軒を連ねている。
夜のねぶたは動きを楽しむモノだとしたら、昼間のねぶたは造形を楽しむ機会だ。
「このクオリティ、マジでパネーっす」て言いたくなるような、造形の細かさは眺めていて本当に楽しい。ねぶた師も、見学者もみんな和気藹々としてる。ねぶた師が愛情を込めて造り上げたねぶたから流れ出してくる情熱と、それに対する見物人からの惜しみない賞賛が解け合って、気持ちの良い空気が流れている。
祭り開始の1時間ほど前に、ねぶた小屋からそれぞれの配置に向かって出陣する。
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