大分市内滞在二日目

枕の高さが合わなかったのか、室温の調整が上手くいかなかったのか、寝苦しさを抱えたまま朝を迎えた。
朝ご飯は軽めに、地場の特産という鳥天を食べてみた。
これ、美味しい。
寝不足と、何となく胃もたれしたのか、食欲はあまりない。
隣のテーブルのサラリーマンが、おかずを山ほど盛って食べている様子を眺めていて、やばー、元気な人だなあと思う。ちなみに、その人はおっさんだったが。


ホテルを出て、大分駅へ向かう。
アーケードを抜け、初めて見る大分駅は、かなり都会だった。
かなり都会というと地元の人に怒られそうだが、主要なブランドショップが入っていて、買い物に困ることはないんじゃないかな、という印象。歩いている男の子らも結構今風で、顔立ちの良い子が多い。全体的に体格も良い感じがする。





移動までにしばらく時間があり、彼氏に電話を入れる。
今日欧州へ移動という彼氏は関空のカフェにいて、わりと上機嫌そうだ。
今週再び来日して逢う予定。
電話しながら、お互いに良く移動するもんだと苦笑していたことを彼氏は知らない。

ここから今日の打ち合わせ場所へ移動。
3時間ほどの打ち合わせと、そのあとランチミーティングが1時間ほど。
ご飯は奢ってもらった。鳥天定食はやっぱり美味いね。


ふたたび大分駅に戻ってきたのは15:00過ぎ。
これから大分空港へ移動して飛行機に乗るのはめんどくさくなって、別府に1泊することにした。
15:27発のローカル線に乗ると良い感じで別府に移動できる。



4番線ホームに上がると、反対側には博多へ向かうソニックが停車中。
僕の乗った2両編成のワンマンカーは、北へ向かう。
電車は大分・別府マラソンの中継で見たことのある海沿いを走って行く。

海上は雲に覆われていて、大分の街はすぐに靄の中に消えてしまった。

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