昨夜は、今月末に退店する店子さんに会いに、馴染みのバーに顔を出した。
月曜日、普段はガラガラなのに、今夜は客が入っている。
その中にどこかの店のママらしい人がいた。
体格の良い人で、多少毒気の抜けたマツコ・デラックスみたいな喋りをする。
なんというか、ジョークと毒が適度に混じっているというか。
彼女(性別は男だよ)は、店子への退店祝いを兼ねて、モエ・エ・シャンドンのボトルを入れた。いくつかグラスが用意されているようだ。僕はスマホを眺めながら、ひどく円高に振れた為替レートを眺めていた。
「あちらのかわいらしい方にも」
という彼女の声とともに、僕の前にもシャンパングラスがまわってきた。
あら、かわいらしい方ってオレですか!?
とちょっと気分がアガったのもつかの間、いや、実は毒が混じっていて「そこでホコリかぶってるブスにもくれてやんな!」と言いたかったのかしらん??
乾杯の後、店子に「今週末に彼氏と来るよ」と伝えると、彼女は「あら、彼氏さんがいるの?残念だわ」とちょっと大げさにリアクションしてくれていたので、「かわいらしい方」は額面通りに受け取らせて頂きますか。
有難くお相伴させてもらい、モエの泡を楽しんだ。
も~~
返信削除出先で読んで
爆笑しそうになったじゃないっすか~~
二丁目に捨てるゴミなし、ですから良いんですよぉ~(笑
削除いや、僕もモエ・エ・シャンドンを入れようかしらん。