六義園のしだれ桜

数年来、行ってみたいと思いつつ放置してきた、六義園での観桜に出かけてきました。
淡い日差しに包まれた広大な庭園は、三島由紀夫『春の雪』に描写されている松ヶ枝公爵邸の庭園そのままでした。本当に『春の雪』の世界でした。感動しましたよ。

持参したCANON EF70-200mm F4L IS USM レンズは、蛍石の使われているすばらしいもので、ド素人の撮った写真ですら、空気感を持った特別な仕上がりになります。ただ望遠レンズなので広角撮影は全然ダメ。有名なしだれ桜全体像は、池の反対側からの撮影です。

ガイドさんの説明によると、このような大名屋敷由来の庭園は、江戸時代は市中に1000を超えていたんだそうです。ロンドン以上に、江戸は公園の中にある町だったのかもしれませんね。








ついでに旧古河邸と飛鳥山公園にも立ち寄ってきました。
明治の元勲と、財閥がどれだけ稼いだのか。
教科書では教えてくれない明治維新の経済効果が偲ばれます。


2 件のコメント:

  1. え? こんなにもう咲いてるんですか?
    うわー、ビックリです。

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  2. > コガさん

    今年は観測史上2番目に早い開花なんですって。
    僕の地元の桜祭りも、実行委員会は桜にフライングされて頭を抱えていることでしょう。

    コガさんの地元もいまは桜色に染め上げられているんじゃないですか?
    見所が多い場所ですもんね。

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