最近のワカモノの辞書には、「口説く」という言葉がないらしいんですよ。
「コクる」と呼ぶそうなんですが、考えてみれば僕が学生の頃から既に「コクる」だったように思いますよ。
口説くって、ある意味「オレ様を買え。買わねぇなんてバカじゃね?」くらいの勢い。押し売りっぽいんだよな。あ、これだとツンデレだから……ストーカーっぽくつきまとうタイプの口説きもありますね。
それに対してワカモノゲイは昔からおとなしくコクってたよ。「もし良かったら、拾ってください」位な感じで。基本、中身が乙女ですから。
ノンケ世界の団塊オヤジどもが、「口説く」が廃れて「コクる」になったことを認識したってことで、彼らも男女平等社会がすでに到来していたことに気づいたのかもね。
肉食女子:「なぜアタシを口説かないの!?(断るけど)」
草食男子:「だが断る!」
ちなみに今日知りましたが、最近の東大生はイケメンらしいです。
ミスター東大コンテスト2011
http://www.camcolle.jp/mr/mrtodai2011/
うん。かわいいわ。
各大学のミスターコンテストが、ここで見れますよ。
http://www.camcolle.jp/mr/
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小田嶋:「草食系」の男の子に対しては、女の人は「なぜ私を口説かないのか」って憤っている方がいらっしゃいます。でも、口説くというのは能動的な行為に見えて、実は口説かれるほうが選択権を持っているんです。口説くほうが「私を選んでください」というオファーを出して、口説かれるほうはいくつかあるうちのオファーの中から一番いいものを選ぶ。そういう構図に最近の男の子たちは気が付いたんじゃないですかね。賢いから。
内田:最近の男の子たちは、口説かないらしいです。「口説く」という語彙がないんですよ。最近は、「コクる」といいます。コクるといっても、「君が好きだ」と言うのではなくて、「付き合っている人、いる?」って質問するんです。音楽はなにを聴いているの? とか、食べ物はなにが好きなの? といった質問と同じように、「付き合っている人、いる?」という質問をぽっと投げる。
小田嶋:ほぅ。
内田:それで、「います」って言われたら、「あ、そう。今日は天気いいね」と自然に話題を変えていくんですが、「いません」と言われたら、「え、そうなの」と、急に話がエロティックになっていく。
小田嶋:でも、女性にしてみれば、自分に男がいようが、夫がいようが、私に魅力があるなら口説いたらどうだ、っていうのが本音の人もいるんですよ。しかも、「口説いたらどうだ(断るけど)」って、括弧書きで「(断るけど)」っていうのが付いているのが腹が立つんです。私のことを口説きなさいって周りの男に言うくせに、断る。
内田:なにかあったんですか(笑)。
「出力」で格付けする男とあらゆる偏見を越えて見えたもの
【番外編】内田樹先生×小田嶋隆さん出版記念特別対談
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111208/224962/?top_updt
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