"お台場セカンドインパクト"に参加してきました。
今日、8月21日は、お台場のフジテレビ偏向放送反対デモが実施されることを知っていました。前回8月7日は散歩会に変更となったものの、2500人を超える参加者があったとネットでは報告されていました。ログを読んでいると、ずいぶんネット工作員と呼ばれる集団からの妨害があって、直前まで「誰も来てねぇーぞ」という嘘の書き込みが溢れていましたね。でも実際には2500人が集まったと。
結局、まともな報道が日本では行われていないため、8.7フジテレビ抗議デモの全容が僕には分かりませんでした。考えようによっては、いま流行の"ストレステスト"がメディアに対して行われているのかもしれません。だって、佐世保に左翼が30人集まって原子力空母入港反対デモをしたことが全国放送に乗るのに、日本の首都で2500人を超えるデモが行われたにもかかわらず、メディアが黙殺するという現状は、韓流ごり押しのみならず、偏向報道がまかり通っているメディアの暗部をさらけ出しているわけなんですが。
さて、で、結局なにが起こっているのか、自分の目で確認するしかないと思ったのです。ネットでは「敵はお台場にあり ! 突撃 !」なんて書き込まれているけれど、本当に人は集まっているのか。いったいなにが事実なのかと知りたくなりました。
あいにく今日は小雨で、準備の悪い僕は、最寄り駅の100均でレインコートを買ったりしていて出遅れてしまい、ゆりかもめ"船の科学館駅"を下車したのは13:05位でした。歩道に出るとパチンコ規制の署名運動が行われていたりして騒然としてました。人の流れについて行くと、日章旗をもった人たちが立ち並んでいる場所がありました。青海埠頭公園です。写真を撮りましたから、これを見てください。先頭が1枚目。列の後方は2枚目。このあと列の最後につきましたが、13:10頃で列の最後は羊蹄丸の舳先で折れ曲がってU字を描いていました。デモ参加者がドンドン集まってくるので、1列5人で並んで前に詰めました。翻る日章旗が美しくて、僕はしばらく見惚れていました。
デモはいくつかのグループに分かれていたようでした。自分のいるブロックが動き出したのは、13:40位だったと思います。それまでは、あれだけ人がいるのにほとんど咳一つないほど静まりかえっていて、無声映画を見ているかのようでした。不思議な光景でした。拍手とともに列が動き出すと、みんなで声を上げながら、フジテレビ本社をめざします。僕はなにも準備してこなかったので、途中で手の甲にペインティングしてもらいました。ちょっと気分があがりますね。
デモは整然としていましたよ。ヘイトスピーチみたいなものはありませんでした。沿道から「がんばれよっ!」と声がかかったり、沿道で交通整理をしている警察官に「お疲れッス」とみんな挨拶していたり。礼儀正しく行動していましたよ。
フジテレビ本社前はさすがに凄い騒動になっていました。チャンネル桜の街宣車が大声で演説していて、デモ隊のコールがかき消されていました。これにはちょっと困った。
僕らが通過したときに、「頑張れ日本!全国行動委員会」の田母神さんが挨拶に立ったので、デモ隊からは「Yahhhhh!」と大歓声。日章旗は林立しているし、お台場共和国を強行公演中のフジテレビのアナウンスとぶつかり合って、騒然としています。
フジテレビ前のこの場所が一番盛り上がっていて、ペデストリアンデッキから日の丸の扇子を振っている人、翻る日章旗、信号待ちのクルマの運転席から降りてきてデモ隊に手を振っている男性が現れたり、工務店のガテン系兄ちゃんの運転するトラックの窓から日章旗を下げてデモ隊に手を振ったりで。そんな中、メリディアンの前を通過し、潮風公園の入り口で拍手とハイタッチで迎えられて終了……という感じでした。終始混乱などはありませんでした。
そのあと、フジテレビ前に行ってみました。「頑張れ日本!全国行動委員会」の街頭演説は、道路を挟んでフジテレビのイベントのど真ん前で行われていました。しばらく両者の様子を見ていると、人の数は「「頑張れ日本!全国行動委員会」の方を見ている人が圧倒的に多い印象を受けました。一方で、「頑張れ日本!全国行動委員会」の演説の声をかき消そうともくろんだのか、Secret Girlsのパフォーマンスを大音量で流し始めて、周囲は騒然としてました。なんというか、僕の感想では「フジテレビは民主党っぽい反応をするなあ」と。スピーカーのボリュームを上げて相手を圧倒してやれみたいな。デモ隊と「頑張れ日本!全国行動委員会」にケンカを売っているように見えました。しかもステージの周りには熱狂的なファンらしい人が数人拳を振り上げている以外は、まあ、通行人が眺めているという感じなのに。
さて、ネトウヨ、工作員問わず、どんな人たちがデモに参加していたのかが、一番知りたいところだと思います。僕の見た感じでは、親に連れられてきた児童から、中学生が連れ立って参加していたり、若い女性同士、奥様方、夫婦、男性の友達同士、などなどで、いわゆる普通の人たち。でも、このレポートじゃみんな満足しないでしょ?もうちょっというよ。イケメンも、かわいい女の子もいましたよ。だけど、なんだろう……みんながリア充と想像する子たち……もうちょっと言うと、女の子のあしらいに慣れて、遊び好きなイケメン、今日も彼女の腰を抱いて、耳元に何かささやいてふたりでクスクス笑っている……みたいな絵に描いたようなカップルはいませんでしたよ。そりゃそうだよ。日曜日にデモに参加しているんだからさ。僕だって、来週の日曜日だったら、彼氏といっしょにベッドの中から一日出て来なかっただろうと思う。労働組合の貧相なおっさん、おばさんたちの集団ではなかったけれど、佐藤健やアッキーナクラスのかわいい子がいるわけでもないというのが僕の見立て。メディアの偏向報道に異議を申し立てているのは、アーリーアダプター+一般民がちょっとという状況である以上、参加者の顔ぶれはこんな感じかなと。これをもって朝鮮人が大好きな「これは極右のデモ、ネトウヨのデモ、無職・ニートのデモ。韓国大勝利!」ではないと思います。ニートがネットで騒いでいるだけと高をくくっていた勢力に対し、一般民が姿を見せて怒りを表明し始めたという点で、歴史的な転換点なのかもしれないのですから。
参加者の人数については、僕には確たることは言えません。というのも、東京ドームや武道館のように、参加者を一望する機会がなかったので。僕が全体を目撃した、最初に掲載した写真2枚以上のことは申し上げられないので。デモの参加者人数が主催者と警察発表で大ズレすることがありますが、ああいう状況だと一参加者には正確なことは分かりませんね。
君が代斉唱、天皇陛下万歳はありませんでした。日章旗を掲げていますが、今回は偏向放送をやめないメディアへの抗議でしたから、適切だったと思います。歌いたかった人もいたでしょうが、朝鮮人に「右翼、極右の抗議デモ」というレッテル貼りをされたくないですから。下品な左翼とはちがう、なんか、凛とした美しさが余韻に残る不思議なデモだったことを、最後に報告したいと思います。
追記:
この原稿をカフェで書いている間、隣の席に座った年輩の男女3人組がTVの話をしていました。「あたしは韓国のドラマは大っ嫌い」とおばあさんが宣っているのを聞いて、クスッと笑ってしまいました。男性は、今日フジテレビに対してデモが行われていることも知っているようでした。3人組は、テレビショッピングと韓流ドラマばかりで見るものがない、と文句を言い合って去って行きました。某ヴェローチェでの光景です。
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