単騎、千里を走る。

さて、昨日"SAYURI"を見に行ったときに、近日公開作品として"チャン・イーモウ&高倉健""単騎、千里を走る。"が宣伝されていた。チャン・ツィイー繋がりっぽいんですけど。どう考えたってこれは泣かされるにちがいないわ、と確信。というか予告編見ただけで落とされそうになりました。危ない危ない。本編見る前に泣いてどうする。(苦笑)

そ れにしても、最近の中国人監督の撮る絵は格段に美しくなったなぁと感心します。僕なんかは学生時代に見ていた香港映画のイメージがまだまだ強くて、それこそツィハークが"男たちの挽歌"だの"チャイニーズ・ゴーストストーリー"をリリースしていた頃にはまっていた人間だからちょっと古いんですね。ざらついた画面が特徴的でした。

あれから何年も過ぎて"グリーン・ディスティニー"、"HERO"、"Lovers"とか本当に映像美といえる作品に出会えるとむしょうに嬉しくなります。衛星放送なんかを通じて最先端の映像が世界各地に流れ込んでいて、その結果としてクォリティがガンガン向上しているんだと思う。あと小型機材の技術革新もあるね。機材のレベルが揃ってきたら、あとは映像センスで差がつく時代。少し古い作品だけど"美少年の恋"もかなり美しい絵を作っていたと記憶しています。"美少年の恋"についてはまた別の機会に取り上げることにします。

0 件のコメント:

コメントを投稿