フランス旅行記(2015年) 晩ご飯はエッフェル塔を眺めながら

ロマンティックディナーというか、僕と彼氏は海外旅行に行くたびに1回は記念になるような場所で食事を摂ることにしている。今回はエッフェル塔を眺めながらご飯が食べられる場所、というテーマで探した。エッフェル塔内にアラン・デュカスのレストラン「58 TOUR EIFFEL」があるのだが、ここは「眺め」られないのでNG。次の候補はエッフェル塔が見える美術館のレストランとして有名な「Les Ombres」。予約を蹴られて目が覚めたのだが、二人で予算200ユーロ超えなのだ。うーむ、どうなんでしょ??

で、行き着いたのはバトーパリジャン(Bateaux Parisiens)が提供しているディナーとセーヌ川クルーズがセットになっているパリビストロというコース。あわせて一人60ユーロってのは、そこそこお値頃価格だと思う。



僕らはエッフェル塔の見える席に通され、ワインを飲みながら食事を楽しんだ。


パリ風ニースのフレッシュサラダ(サラダ菜、焼いたマグロ、ウズラの卵、トマトのコンフィ、アンチョビ)


黄色い鶏の胸肉、カリっとした野菜のタイ風炒め物


バニラとラズベリーのミルフィーユ


どれも旅行者の舌を満足させる味付けだった。
ギャルソンもとても親切で、僕らはとてもリラックスして食事を楽しむことができた。
ゆっくり時間を掛けてご飯を食べると、お腹いっぱい、アルコールもまわって頭がクラクラしてくる。

パリには何度も来ているのにセーヌ川クルーズをしたことがないという彼氏のカミングアウトに驚きつつ、食後にバトーパリジャンに乗り込む。ベタベタなおのぼりさんコースなんだが、これが実に楽しいのだよなあ。セーヌ川沿いの世界遺産をキョロキョロ眺めながら、川岸の人たちに向かって手を振る。橋をくぐり抜ける時は、みんなノリノリで「ヒューヒュー!」と叫び声を上げる。これが本当に楽しい。クルーズ船からノートルダム寺院、オルセー美術館などを眺める約1時間のコース。



ちなみに、以前乗船した同業他社のバトー・ムッシュだと自由の女神の所までクルーズしていた。

下船して、シャンパンフラッシュが始まるのを待つ。


こんな風にフラッシュする。
おしゃれな光景だから、パリを訪れたならば一度は実物を見たら良いと思う。



ホテルに帰り着いたのは、凱旋門が美しくライトアップされる頃。
夏の欧州の夜はなかなか始まらない。



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