両親にねぶた祭りを見せてやりたいなあと考え始めたのは。
8月第一週に青森のホテルを押さえるのはすごく大変で、いろいろと試行錯誤をしながら最終的に決定したのは出発2週間前。例のツバメを救出してあげた晩、弘前で2泊宿泊可能の部屋が出たんだ。ツバメの恩返しかと思ったよ。
関東から東北まで自家用車で移動するから、日程はやや長くなった。
当初の旅程
自宅→盛岡泊→青森市でねぶた祭り鑑賞→十和田市泊→弘前市でねぷた祭り鑑賞・弘前泊→帰宅
最終的な旅程
自宅→盛岡泊→青森市でねぶた祭り鑑賞→弘前市泊→弘前市でねぷた祭り鑑賞・弘前泊→帰宅
となった。
8月2日3:00AM起床、4:00AM 自宅を出発。
外環自動車道→東北道をひた走る。
この時間帯を走行すると、おおよそ8:00前後に福島市を通過する。これは何回か花見山公園に観桜しに行ったときの経験通り。福島を過ぎた頃から激しい雨が降り始め、この雨は一関近くまで続いていた。
もし11:00までに仙台に到達していたら、遠野に立ち寄ることを提案しようと思っていた。そのあともがんばって走り続けて9:00前には仙台を通過。改めて遠野に寄り道してから盛岡市を目指すことになったんだ。
花巻ジャンクションから釜石自動車道に入り、そして遠野を目指した。
遠野駅前に到着したのは11:00。
小さな駅に「民話」という名前のつけられたホテルと。
駅ロータリーに観光案内所があって、遠野観光マップをもらった。
お土産品の販売や、レンタサイクルの申し込みもここでできる。
有名なカッパ淵を除くと、わりと歩ける範囲に観光スポットがあるらしい。
遠野は民話のふるさと。
駅前から天狗様に見守られていたりする。
駅から遠野市立博物館まで歩く。
地方の小都市らしく、暑い昼下がり、道を歩いている人の姿はまったくない。
通り沿いには「語り部」の札が下がっている商店がいくつかと、翌日8月3日に開催される「まぬけ節」のポスターが目に付いた。地方のお祭りも「萌え」路線らしいよ。
遠野市立博物館で、民話のビデオを観たり、古民具などを眺める。
昭和初期の古民具は、両親が懐かしがっていた。
2013年東北紀行 02はこちらから。
http://blackarmor.blogspot.jp/2013/08/2013-02.html
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