Aptana Studio 3でRubyが使えるようになるまで。


とりあえず、いろいろと格闘した。
※すまん、まだ未完成。

Aptana Studio 3をインストールする前に、こんな環境を構築しておいた。

MITAKALABさんの「Macをはじめよう」(http://developer.mitakalab.com/mac)を参考にさせてもらって、こんな状況に。知識がないので、とりあえず素直に言われたとおりにしてみた。

1.XcodeとCommand Line Toolsのインストール
> appストアからXcodeをダウンロードしてインストール
> 次にXcodeを立ち上げて、Preferences > DownloadsからCommand Line Toolsをインストールする。

2.Homebrewをインストールする
> ターミナルを起動して、つぎのコマンドを入力。
> ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)"

3.Gitをインストールする
> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> brew install git

4.Oh-my-zshをインストールする
> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> curl -L https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/raw/master/tools/install.sh | sh

5.EmacsとSublineTextのインストール
Aptana Studio 3 を利用する人はスキップすればよいと思う。

6.Rubyのインストール
Rubyのバージョンを確認する。
> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> ruby -v
たぶん、ruby 1.8.7 (2012-02-08 patchlevel 358) [universal-darwin12.0] と表示されるだろうと思われる。

Homebrewで最新版をインストールすると古いバージョンが上書きされてしまう。それを避けるため、rbenvをインストールして、複数のバージョンを切り替えられるようにする(※このためにAptana Studio 3での設定が難しくなった気がする)。

> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> brew install rbenv

> rbenvの設定をShellに追加するため、ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc
> source ~/.zshrc

rbenvはRubyのバージョン管理を行うだけのツールのため、新バージョンのRubyをインストールするためのビルドツールをインストールする。
> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> brew install ruby-build

rbenvでRubyをインストールするために必要なrbenv-vars、openssl、readlineをそれぞれインストール。

> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> brew install rbenv-vars openssl readline

rbenvを使って、Rubyをインストール。
> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> rbenv install -l

これでインストール可能なバージョンが表示される。
例えば最新版を入力するためには、次のコマンドを入力する。

> rbenv install 1.9.3-p448
> rbenv global 1.9.3-p448
> rbenv rehash

これでRubyのインストールは完了。

7.Ruby on Railsのインストール
> ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。
> sudo gem install rails --no-ri --no-rdoc


8.Aptana Studio 3 をインストールする
Aptanaのダウンロードページ(http://www.aptana.com/products/studio3/download)からアプリをダウンロードする。僕はStandalone Versionを選択した。普通にインストール作業を進める。

9.Apatana Studio 3 を日本語化する
Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグインページ(http://mergedoc.sourceforge.jp)の本体ダウンロード「最新版」か「安定版」ダウンロードする。zipファイルを解凍して、「features」と「plugins」フォルダの内容を、Aptana Studio 3の同じフォルダにコピーする。
Aptana Studio 3のフォルダ内にある設定ファイル AptanaStudio3.ini をテキストエディタで開き、最終行に次の一行を追加して保存。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar


10.Aptana Studio 3 でRubyインタプリターが使えるようにする方法
「Rubyの開発環境AptanaStudio3でUnable to find a Ruby executable が出る時の対処」(http://sakamoto-san.com/ruby_aptana_install.html)を参考にさせてもらいながら対応。ただし、こちらのページはWindowsベースの解説らしいので、Macの対応にはちょっと苦労した。

新規ソフトウェアのインストールでRuby開発ツールをインストールする
> 1)ヘルプ- 新規ソフトウェアのインストール
> 2)使用可能なソフト・ウェアサイト のハイパーリンクをクリック
> 3)追加(A) ※もしかしたらチェックが外れているだけかもしれないので、チェックを付ける
> 名前(A):Eclipse Indigo Update Site
> ロケーション(L):http://download.eclipse.org/releases/indigo
> 4)再ロード(L) しばらく待つ
> 5)OK
> 6)作業対象(W)–すべての使用可能なサイト–
> フィルタ入力: Ruby と入力して Enter? しばらく待つ
>
> プログラミング言語- 動的言語ツールキット – Ruby 開発ツールが表示されるのでチェックを付ける
> ※ 2012/06/23現在 バージョン:3.0.0.v20110424-7Z–E_ekMYXO4k101442
> 7)次へ
> 8)動的言語ツールキット – Ruby開発ツールをクリックして選択
> 9)次へ (以下詳細忘れました)
> 10)インストールが終了したら、一度Aptanaを停止して、-clean 起動

Macの場合の-clean起動は、ディレクトリの表記がある意味驚天動地だった。
ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。

/Applications/Aptana\ Studio\ 3/AptanaStudio3.app/Contents/MacOS/AptanaStudio3 -clean

次にRubyインタプリタの設定を行う。
ここで設定を行わないと、Aptana Studio 3内でRubyを実行することができない。

Aptana Studio 3 - 環境設定- Ruby - インタープリター にアクセスする。
ここになんらかのRubyインタープリターが登録されていれば、たぶん問題なし。
僕の環境では何も登録されていなかったので、このままではAptana Studio 3 内でのRuby実行はできない。

「追加」ボタンをクリックする。
インタープリター・タイプは Generic Ruby でOK。
インタープリター実行可能ファイルがある場所を指定してやる。

それを知るために、ターミナルを起動して、次のコマンドを入力。

> Which ruby
> /Users/あなたのユーザーネームとか/.rbenv/shims/ruby

ここに目的のRubyがある。

Aptana Studio 3に戻って、ディレクトリを参照するウィンドーの上部の窓を「Macintosh HD」にして、「ユーザ」→「あなたのユーザーネームのディレクトリ」→「.rbenv」→「shims」→「ruby」を選択して「open」ボタンをクリックすると「インタープリターの追加」画面にインタープリター・システム・ライブラリーに自動的にファイルが集められる。あとは「OK」ボタンを押せば、Aptana Studio 3でRubyが実行できるようになる。

僕の環境では、これでAptana Studio 3上でRubyが実行できている。

※ここで、Aptana Studio 3のコンソール上で確認したところ、古いバージョンのRubyが現れていた。ターミナルでは最新バージョンになっているので、この問題は解決しないと。

Macのこと含めて知らないことが多すぎて、Aptana Studio 3でなぜRubyが実行できないのかわからなかった、Aptana Studio 3をクリーン起動させるときのディレクトリ指定の方法がわからなかった、Aptana Studio 3にRubyインタプリターを追加するに当たって、「そもそもRubyってどこにインストールされるのよ!?」がわからずに苦労した。

先人たちの業績に感謝するとともに、僕の追記が誰かのお役に立てますように。

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