青森市のメインストリートである新町通りは静まりかえっている。
僕はお土産屋さんを冷やかして、さんざん迷って津軽錦をかたどった金魚ねぶたを二つ買った。この造形はとても愛らしく、そして情緒がある。わりといい値段。
午前中はドトールでコーヒーを飲みながらグダグダしていた。青森県立美術館も三の丸遺跡も行ってしまったし、かといって恐山は遠すぎる。行く場所ないなー(ってか弘前行けよ!)と逡巡していて、手近に八甲田丸があったことを思い出した。外側の写真はさんざん撮っていたが、中を見たことなかったなと。
で、駅前を通過して、スターウォーズねぶたをちょい眺めて八甲田丸へ到着。
中がどうなっているかというと、昭和、青森を再現した「青函ワールド」というジオラマがあって、これがなかなか味がある。小学生とかはトラウマになっちゃうかもしれないが、この時代を知っている人にはたまらない懐かしさだろう。
操舵室も見学できる。
そして当時鉄道車両を格納していたエリアも見学可能。
推進システムはディーゼルで、いまも船内はディーゼルスメルがする。石炭の釜を焚いていたタイタニックのようなボイラー室はないんだなあと苦笑した。
砂に描かれた「ねぶた」。
誰の仕事だろう?
お昼ご飯は煮干しラーメンで有名らしい「長尾」という店に行った。
煮干しラーメンは青森の郷土料理の一つらしい。
スープを啜ると濃厚な煮干しの香りがする。
美味いんだが、スープが濃厚なラーメン共通の弱点は、途中で飽きること。
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