アマルフィを散策 2011年欧州旅行記-32

ソレントから始まり、サレルノまで続く40kmのアマルフィ海岸。
世界で最も美しいと言われているアマルフィ海岸に、ちりばめられた宝石のような小さな町が連なる。僕たちを乗せた高速船は、アマルフィの岸壁に着岸した。下船すると、パステル調の地中海に良く映える建物が並び、山の中腹には回廊が見える……修道院だろうか?


振り向くと、ジーゼルスメルを漂わせている高速船がうなりを上げている。小さなビーチに花開く色とりどりのビーチパラソルを横目に、アマルフィのメインストリートへ歩いて行こう。左右にはお土産屋が軒を連ね、やはり海にちなんだデザインのSouvenirが売られている。


映画『アマルフィ 女神の報酬』にも登場したドゥオモ。


天国の回廊。
ティレニア海のぎらぎらとした陽光が不思議と和らいで、乳白色の古びた回廊を歩く人々の姿は、なぜか影絵の中の登場人物が無言で舞っているような、不思議な光景に映った。彼氏と交代で写真を撮る。


堂内に展示されている寺宝を見物。


ドゥオモを出て、町のメインストリートを散歩する。
アマルフィはどちらかというと女性観光客の姿が目立っていたような気がする。
売っているお土産なども女性向けだし、男性二人連れなんて僕らだけかもしれない……そんなバカバカしいことを想像しながら僕は歩いていた。

日本で見るよりも大粒のレモン。


歩き疲れたから、カフェに立ち寄ってレモン味のジェラートを食べた。
このジェラートだけでもお腹いっぱいになってしまう。



ついでに頼んだレモンチェロは、僕にはすごく苦く感じられて飲み干すのに苦労した。ガイドブックにはさわやかな飲み物と書いてあったのになあ。

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