時事ネタと言えば、久間防衛大臣が辞任しましたね。
昨日同僚とのMtgを終え、デスクに戻ってきたPCの画面に「後任は小池百合子 首相補佐官」というヘッドラインが目に飛び込んできて「へっ!?」とびっくりしたわけです。進退問題って難しいね。辞めるときはスパッと決断しないと、地 位に連綿としているとか、決断力がないとかネガティブ評価が積み増すのみ。彼も失言が続いていたから、さっさと進退伺いを出すなりしておけば良かったの に。傷を広げてしまったね。
以前、重大な交通事故を分析すると、驚くことに加害者は過去に何度も(人身を含め)事故を引き起こしている人 物のケースが見受けられる、という資料を読んだことがある。もともと法令遵守精神のない人物が免許を取り、(時には無免許で)無謀運転を繰り返して事故に 至るわけで、それは資質の問題なのだという。
政治家も同じで、失言を繰り返す議員は何度もそれを繰り返す。特に外交絡みの放言・失言は計 り知れない国益の損失をもたらすわけで、それを撤回だの、謝罪だので済ませている現状ってどうなのかなって思います。議員としての資質、あるいは人間とし ての資質に問題はなかったのか、僕らはちゃんとチェックしてゆかねばならないんでしょう。
「昼飯を食べながら決断した」なんて言わなくてもいいことを口走っちゃう。さらにイメージダウンする。この人は危機管理意識がないのかな……!?せめて「一晩寝ずに考えて決断した」位のことを言っても良かろうに。
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困惑と批判、与野党思い交錯 ドン辞任…長崎激震
記者会見でカメラのフラッシュやライトを浴び、頭を下げる久間防衛相=3日午後4時半すぎ、防衛省(撮影・大山文兄)
記者会見でカメラのフラッシュやライトを浴び、頭を下げる久間防衛相=3日午後4時半すぎ、防衛省(撮影・大山文兄)
「昼飯を食べながら決断した」。原爆投下をめぐる「しょうがない」発言で3日、辞任に追い込まれた久間章生防衛相。参院選の公示を約1週間後に控えたタイ ミングでの辞任に、ただでさえ年金問題で“逆風”にさらされている自民関係者からは「辞めようが辞めまいが地獄だ」(古参秘書)との声が漏れた。参院選へ の影響を最小限に食い止めたい与党と、「ただの選挙向け」と敵失につけ込む野党。有権者は辞任をどう受け止めるか。各地で困惑と批判が交錯した。
安倍晋三首相に辞任の意向を伝え、東京・市谷の防衛省に戻った久間氏は「どうも、どうも。お世話になりましたね」と疲れた表情で待ち構えた記者団に声をかけた。
発言から3日。辞任については「昼飯を食べながら決断した。参院選に影響を与えてはいけないものだから。それが気になってしようがなかった」と力なく話した。
以下略。
出典:産経新聞
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