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終業時間も過ぎた19:00頃、直属の上司に辞意を伝えました。
「こんな時期にわがままを言って申し訳ない」と頭を下げました。
三顧の礼で入社を乞われたのが今月の初めのこと。
この3週間「こんなギャラで僕が動くと思っているんですか?」と給与の件でさんざんやり合っていた。そして「そろそろ落とし所が見えてきましたね」と移動の決心がついたのが6月21日。今日、正式なオファーレターが届いたので、直属の上司に辞意を伝えたわけです。日中は新入社員の営業同行に付き合いながら、 気もそぞろだったのは事実。外出先からの帰り道、我ながらスムーズな営業トークをしていたなぁと思いつつ、隣でいろいろと夢を語る新卒くんに相づちを打ちながら「ごめん。その話の中に僕はいないんだよ」って罪悪感も少し感じたよ。
来週、月曜日には、役員や社長に話が伝わって、おそらく面談が何回か行われるんだろうな。そのときに理由を尋ねられたら……「そのときが来たから」としか言えないんだよ。実際。(^ω^;)
仕事の内容、ギャラ、待遇、ステップアップ……理由をあげればきりはないけれど、強いて一番の理由をあげるとしたら「そのときが来たから」と。
予感って怖いね。
いまのスタッフ・同僚と出会ったとき、僕の頭の中に突如浮かんだキーワードは"a thousand day"…… この人たちと仕事をするのは、最大で1,000日のような気がするっていう変な予感だった。丸の内の中でオフィスの移転もやったが、最後は5年前、「僕はいずれこのビルで仕事をすることになると思う」って想像していたビルそのものだった。ビックリしたよ。ありえないと思った。
そして、そのビルへの移転が発表されたとき「僕は、そのビルに3ヶ月くらいしかいないような気がする」と思った。そのころはヘッドハンティングの陰すらなかったのに、それが現実になった。自分でもちょっと不思議な気分になったよ。卒業の日は確実にやって来るんだと。
一応役員は慰留する人らしいから、来週は社長面談を含めてゴタゴタするんだろうけれど、移動先の社長が乗り込んで仁義を切るらしいから、多分移動は実現するでしょう。今後もつきあいが続くクライアントの大手商社と事を構えるほど、重要な社員じゃ僕はないからね。手切れ金代わりに裏で商談が動いたりして (笑)。その位したたかな人たちだからな。僕としても転職先の社長が乗り込んできてくれるおかげで、「お輿入れ」っぽい演出となり、あちらこちらにメンツが立つわけで、大変ありがたい。
帰り道。
宇多田ヒカルの"ULTRA BLUE"を買いました。
僕の転機になった夜に聴いた、思い出深いアルバムになることでしょう。
とりあえず、ご報告まで。
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