海辺の町で食べたもの

朝・晩ご飯のついていない素泊まりのホテルだったので、朝ごはんを食べに出た。
あいにくの天気で、外は強い雨風。
そんな中を10分ほど歩いて「勝浦朝市」に来てみた。

それはもう、雨風になぶられる道路ですから、ばあちゃんたち自体が出て来ていない。
もちろん客もいない(苦笑)。
水曜日以外は野菜やら乾物やらが売られている朝市らしいが、今日は閑散。

「朝市新鮮広場 うおすい」という店で海鮮丼が食べられると調べてあって、行って見る。
これが大当たりでねぇ。
ブリの漬け丼600円+ご飯大盛り100円、そしてお味噌汁100円がものすごく良くてねぇ。
ブリが肉厚でキトキトで、とにっかく美味いの。


ご飯大盛りにして普通の海鮮丼になる感じなので注意。
普通盛りを頼んだ同行人は、普通のお茶碗くらいのお米の量、という感じだった。
逆に普通盛りにして、鮪の中落ち丼とか、ウニ・イクラ丼とか、二丼食べるのもありかもしれない。

で、仕事にかかる。

ランチは車で移動して、勝浦坦々麺というものを食べてみる。


正直、美味しい坦々麺をいくつも食べて来た経験上、まあ普通な感じ。
玉ねぎが入っているのが特徴なのかな?
辛いスープを玉ねぎの甘さが奥行きを出している印象だった。

晩御飯は「竹之内」という料理屋で魚づくし。
鯵のなめろうがね、ほんとうに美味いの。


箸が止まんないの。
鯵のなめろうは新鮮な鯵が手に入らないと作れないそうだから、漁港から上がったばかりのものを使うのだろう。

地元料理のさんが焼き。
これはなめろうに味噌を加えて焼いたもの。


これも美味しいんだけど、なめろうが美味すぎたのでインパクトはやや薄い。

刺身の盛り合わせ。
キトキトの刺身は、やっぱり海辺の町ならではだなあ。


海辺で暮らしていた人が、都会の魚はまずくて食べられないと言うのがわかった。
こんなに美味い魚を食べていたら、スーパーに並んでいる魚なんて食べられないだろう。

キンメの煮付けは定番。


海辺の町ならではのグルメを楽しんで、やたら幸せな一日だった。

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