目的も果たしたところで、忠霊塔をあとにする。
浅間神社に参拝したあと、階段を下って行く。
新倉山浅間公園は駐車場が2カ所あるらしいのだが、忠霊塔にすぐ到達する駐車場は入庫待ちの長い車列ができていて、アレは相当ストレスだと思う。足が悪い人でない限りは階段を上って行った方が時間短縮になる。
下吉田駅に戻ってくる。とてもモダンな建物。
のれんが風に揺れていて、風情を感じる。
駅の写真の背後に見えるのが、新倉山浅間公園だ。
11時台は1時間に1本しかない。
次の電車が来るまで40分あるが、構内のベンチではタイ人たちで埋め尽くされていて、その様子を見ているとほんと、ここは日本か?というのどかさ。タイ人はみんな穏やかでのんびりしているから、風景に溶け込んでいてこれはこれで良いと思う。
下吉田駅にはカフェが併設されている。
普段は乗降客もすくなさそうなこんな駅にカフェがあるのも驚きだが、軽食が食べられるので入ってみた。こざっぱりとした店内の半分はタイ人、25%が日本人、残りが諸外国人という構成。短髪の10代くらいのタイ人青年達が楽しそうにメニューを選んでいたりして、店内はのんびりムード。彼らの会話は中国語のように甲高くないので静かで良いかな。
線路の見える席で、おにぎり二つと温かいお味噌汁。
出汁を効かせたお味噌汁が染みる。。。家を出てからずっと飲まず食わずだったから。
下吉田駅からさらに西へ進む。
富士急ハイランド駅で「FUJIYAMA」を見て「なんじゃあれ!?」と驚くタイ人たち。
そして終点河口湖駅は、、、やっぱりタイ人でごった返していた。
みんな楽しそうだから良いか。
電車の写真を撮りまくるタイ人、周遊バス乗り場で大行列を作るタイ人、トランクに収まりきらないほどの荷物を載せてタクシーを走らせるタイ人、噂通り、河口湖周辺はすごいことになっていた。
僕は河口湖畔までふらふら歩いた。
以前宿泊したホテルの前から河口湖を眺める。
日差しは穏やかで、温い風が吹いていた。
河口湖越しに富士山を眺めるには対岸へゆかねばならず、今回はまあいいかと。
お土産を買って、バスで新宿へ戻った。
今回、いろいろなところで桜を見た。
大月に向かうローカル線の車窓に現れる山桜、富士急の各駅で桜吹雪となっているソメイヨシノ、細い小路の先にあるお寺を飾る桜。そのどれもが美しかった。
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