新大久保へ潜入してみたら。

土曜日。
歯医者で定期検診を受けた後、フィットネスクラブで走る。フィットネスクラブ通いは徐々に習慣になりつつあって、正直嬉しいところ。

夕方から、来日中の彼氏と合流。美人キャビンアテンダントさんちを訪問して、ワイン・スパークリングワインを計5本空けて撤収するという無茶をする。僕はあまり飲まなかったけれど、彼氏と同僚の彼女さんが絶好調でグラスを空けて行く姿は圧巻でした。
彼女はうちの彼氏をとても大切にしてくれていて、お目にかかるたびに僕まで嬉しくなるんだよ。「相変わらずラブラブね」と言われ、ふたりで照れている僕らは、とても幸せ者だと実感。

そして日曜日。
前夜の飲酒ですやすやと寝ている彼氏の寝顔を眺めながら、僕は7時過ぎには目を覚ました。彼氏は寝顔が特にかわいらしい人。8時過ぎに起き出して、今日はとくに予定を詰めていなかったので、ゆっくりのんびりと身支度をする。お昼前に部屋を出て、新大久保韓流の実態調査に乗り出した。

新大久保周辺は……うん、日本じゃなくなっていたな。
在日やら、韓流ファンの中年女性やら、若い女性同士で道があふれかえる中、ふたりであたりをフラフラする。強烈な異国感……横浜中華街がある意味洗練されて来ているのに対し、スラム感、サークル感、雑然とした猥雑感、その混沌とした空気は、パスポート無しで異国感を楽しみたい層にはうけるだろうなと感じた。小汚く、遠慮なしのバァさんが仕切っている料理屋が好き、やっすい雑貨が大好き、みたいな人たちであふれかえっていた。うん、ああいうのが好きな人たちにはたまらん界隈だろう。
イケメン韓国人!?そんなのはいなかったですよ。いるのは韓国人。軍足らのポスターが至る所に張り出されていたけれど、まあ所詮は韓国人。

せっかく新大久保に来たのだからと、サムギョプサルのランチを食べる。豚バラ肉だから脂肪がごってり付いていてちょっと引いたけれど、陶板(?)を上手く傾けて脂を落とすので、思ったほどくどくなかった。テーブル担当が決まっている米国などとは異なり、スタッフが入れ替わり立ち替わり肉の状態を確かめてくれるので、合理的な印象はあったな。


血走った目で口から火を噴く鶏。
エラの張ったチェ・ゲバラのようなイラスト。

もうここは日本じゃありません。

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