2011年台湾旅行記-2

僕が14:00に現地到着することを見越して、僕らは一緒にお昼ご飯を食べることにしていた。そのため、機内食はティラミスのデザートを除き各皿一口ずつ口にしただけ。お腹を空かせて台北市内に入った。

荷物を部屋に放り出して、僕らはすぐにタクシーに乗った。行き先は鼎泰豐(ディンタイホン)本店。彼氏が大好きなお店だ。僕も小籠包は大好き。有名店の店先は待ち客がかなりいたけれど、10分ほど待って3階のテーブルに案内された。中華圏の飲食店にありがちな1階は厨房という作りの店。いきなり従業員たちが賄いを食べている光景を見せられて、少し驚いたけれど。


お腹が空いていたから、思い切り注文する。
細く刻んだ生姜に黒酢と醤油をまぜてタレを作る。これが絶品なのだ。


小籠包たち。10個入りを2つ食べた。
慎重に箸でつまみ上げ、タレをつけて口に運ぶ。
プチッと皮が破けて、濃厚な肉汁が舌の上に広がる。
思わず笑ってしまう、口福な一瞬。


焼き餃子。かみ切ると中から肉汁がビュッと飛び散る。うまい。


僕らの大好きな空心菜と、彼氏がおすすめの粽。


スマートな接客と、どれを頼んでもおいしい食事ですっかり満足した。

今夜は士林観光夜市を訪問する予定。と言っても時間はまだ15時台。ホテルに帰るのもめんどくさく、どうしようかと彼氏に尋ねると、足つぼマッサージはどう?と。お勧めのマッサージ店が遠くない場所にあるという。腹ごなしの散歩を兼ねて、30分近く歩いた。大安森林公園の脇を抜け、高速道路をくぐり、敦化南路にぶつかったら左折。1ブロック歩いたところにあるビルの12階にある"十足健康中心"が目的地。16:00から施術OKだという。薬草の入った足湯でリラックスした後、足つぼマッサージ45分、全身マッサージを60分の施術。となりの施術椅子の上でヒーヒーもだえている彼氏。僕はあまり痛い場所はなく、股間と脳が病んでいるらしい……それ以外は健康なの?と思ったら「全身弱っている」って。弱りすぎていると痛みも感じないらしい。全身マッサージで背骨と肩をゴキゴキいわせて終了。すっきりした。

"十足健康中心"を出たときは、すでに18:00ちょっと過ぎ。外は日が暮れてすっかり暗くなっている。夜市を訪ねるにはちょうど良い時間になった。MRT忠孝敦化駅から地下鉄に乗って、MRT劍潭駅で下車。僕たちは駅前にある美食広場のカオスゾーンに突入した。

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