晴れ。23.8℃/20.2℃/64%
夏至が近づき、一年で一番陽の長い時期。
仕事を終えてオフィスを出たら、なんか空がキレイで、そのまま帰るのがもったいなくなって新宿へ出た。いつものラーメン屋で手早くご飯を食べて、新宿二丁目へ。
ひさしぶりにその店の扉を開いた。
たぶん、1年とかそれ以上時間が経過しているに違いない。
月曜日と火曜日は、すてきな店子が一人で切り盛りしている。
その彼は、僕とほぼ同年代と言ってよい歳なのだけど、やったらかっこいい。
顔がイケていて、身体もイケていて、ファッションセンスもイケていて、しかも性格もイケている……これだけ揃えば、二丁目のゲイにもてないはずがない。ノンケの同年代とくらべものにならないイケてる度だけど、ゲイの同年代比べても、彼はかなり格好良い。しかも雄っぱい持ち。雄っぱいは正義!だ。
現に、20代の若ゲイを連れて行くと、たいてい惚れてしまう。だがしかし、本人は「(自分が)ぶちこむよりは、ぶちこんでぇ~」なのらしいけど。本当、世の中は不条理というか、もったいない事が多すぎると思う。もっとも、身体を鍛えてイケてるゲイに、ウケの人が少なくないのは定説なんだ。
記念に雄っぱい写真を撮影。
自分にもうちょっと撮影技術があったら、もっとエロく撮れるのにな。
すてきな雄っぱいを肴に、話は弾む。
その話の始まりが、「ねぇ、地震の時どうだった?」なんだから、僕らがどれだけ疎遠だったのかしれるというもの。僕は地震を体験した口だけど、彼は当日海外から帰国する日だったそうで、成田空港に着陸できず、米軍横田基地で燃料補給して、関空に下ろされたんだそうだ。しかも、ああいう事態だったので、関東までの移動費用は自分持ちだったそうで、アイタタだったとか。あの日、大阪ではホテルが満室で部屋が取れず、彼はラブホに泊まったとか。堂山は人通りが絶え、やっぱり普段とはちがう雰囲気だったとか。
月・火曜日の二丁目は、あまり人が出ないと言われているけれど、あのすてきな店子さんとのんびり話せるのはけっこう贅沢だと思う。もっとはやって欲しいと思う反面、このまま静かに知る人ぞ知る営業でも良いかなあという気もする。
僕とは疎遠になってしまったうちの彼氏の同業者が、週一回くらいのペースで来店しているとか、ひとしきり昔話をしたあと、僕は二丁目をあとにする。
しかし、どこの店に行っても彼氏の評判が良いなあ。
接客業に就く人の資質の一つに「もう一度会いたいと思わせること」というのがあると言うけれど、彼氏はそれに当てはまる人なんだと思う。まさに天職に就いている人なんだろう。
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