放課後、居残り勉強(ベルリン・天使の詩)

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髪を切って。そのあと用賀まで人に会いに行った。
3時間ほど話したかな?
「あなたの愛し方は奉仕型なのね」と言われた。
……たぶん、そう。(^^;

<今日の日記はある個人向けのものなので、我ながら意味不明の箇所が多い。
以下は読まない方がいいと思う。>

さてと。昨日"ベルリン・天使の詩 デジタルリマスター版"が届けられていた。居残り勉強の素材。いつもの通り、シャワーを浴びて、朝ご飯を食べたあと、DVDのパッケージを開けた。

あらすじはここで触れるつもりはない。
見終わった感想は、ふむ、佳作だと思った。

画面から吹き上がってくるベルリンという街の、"負のオーラ"にまずやられて、今夜で解散するというサーカス団、空中ブランコ乗り、さみしいバンドネオンの調べ……自分としては苦手なモチーフのオンパレードにちょっと凹んだのは事実。
正直、僕好みの映画ではなかった。でも寝なかったよ(^^

ふむ……。
前半の人々のモノローグが天使の耳に届くシーンの連続。
人間はみな肉体という絶対的な孤独の中に閉じこめられていて、魂が解け合って1つになるなんてことはあり得ないんじゃないかって、僕は思っている。悲観的な意味じゃなくて。一つになれないから、だからこそ相手に近づくために、自分の気持ちを告げるために、言葉をあやつり、あるいは絵を描き、音楽を奏で、歌を歌うんじゃなかろうかと。

一人の天使が、一人の女性を愛するために、傍観者の立場から人の世界に舞い降りてくる。モノトーンからカラーに 世界が変わるとき、そこで初めて天使は暖かさとか、寒さとか、色彩とかを知る。その新しい世界に触れた、天使の喜びが伝わってくる。そして天使にとってはほとんど無意味だった「時間の流れ」が、自分と、愛する女性のために、はじめて意味あるものとして意識することができるようになる、というシーンはちょっと良かったな。

Private Message:
いつの時点でキミがこの映画を見たのか、僕は知らないが、キミはダミエルに自分の姿を重ねていたんじゃないかい?キミの時間に対する意識のメタファかな?と、そんな文脈でストーリーを思い返していた。

映画の中では、二人の想いが通じたあとの未来はそのまま放置されている。曲芸をする彼女の揺れるロープを、下から押さえ込んでいるダミエル。これが二人の未来のメタファなのかな??それが幸せなのか、それとも不幸な状態なのかはわからない。ただ二人は寄り添っているということだけはわかる。

冒頭に書いたように、僕はどうやら「奉仕型」の愛し方しかできないし、変なところで現実的で、ヘタレで、プライドが高いから(苦笑)。僕だったらきっと、彼女を幸せにできる男が見つかるまで、見守り続けることしかできない天使のままだっただろう。
もし天使の羽を捨てる時がきたら、ロープを下から支えているんじゃなくて、その手を取って一緒に走っていく方を選びたいな。

キミは僕のことをGabrielにたとえていたね。

"大天使ガブリエルは、ジョイ(喜び)とコミュニケーションをフォーカスします。 彼は、今ここにある喜びを認めることと、その喜びを経験することを教えます。 私たちの日々の暮らしの中にある新しい、激的な喜びを明示します。

彼は、あなたのハートが歌い出すことを見つける手助けをします。 そして、小さな喜びが現れたときに、あなたのインスピレイションと神性な内面の力を与えます。

ガブリエルは、偉大な神とのコミュニケーターとして知られています。 彼は、特にあなたの内面のコミュニケーションを助けます。毎日の生活の中で、外の世界との効果的なコミュニケーションのために現実的なサポートを与えるた め、"knowing"(あなたの内側にすでにあり、あなたが本当はすでに知っていること)と直感にアクセスすることを助けます。"


なんだそうだ。
これを踏まえて僕をガブリエルにたとえたのなら、キミはたいしたヤツだと思う。

Gabrielにたとえられた天空の月より

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