魔性のオトコ、短縮して魔性子

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午後から外出予定。ベッドからはい出して、まずは二日酔いをシャワーで洗い流す。そして次のアクションがblog書きというわけで、土曜の朝から僕はなにをやっているんだろうか!? ^^;

ゲ イの世界では「××子」って名称がよく使われる。たとえばショップで服を売っている人のことを「アパ子」と呼ぶのは序の口で、その他に二丁目によく来る若者を「にちょ子」、ゲイバーの若手スタッフを「店子」、ルミエールの前に立ってウリをする相手を探している人のことを「ルミ子」、ほかにナルシストの「ナル子」、高飛車な「びしゃ子」などなど。そんな中で、allaboutの歌川さんが発明した?「魔性子(ましょこ)」ってのがあるんだ。歌川さんの定義では、

・ゲイウケしそうな髪型
・眼がキレイ
・オイシソーなカラダに、シンプルな服装
・基本的にブリッコ気質で人なつこく、甘えん坊光線を発射します。

愛くるしいルックスと甘い雰囲気で、ひとり淋しく生きてきたクリオネちゃん(注:=ゲイのことです)のココロの隙間にスルリと入り込み、狂おしいまでに欲情させておいて、そしてまたスルリと逃げてしまうという、まさに恋愛の放火魔であります(セックスするかしないかは魔性子によるんだけど、「本気の恋愛」からは逃げてしまうことは確か)。

となる。うんうん。よくわかる。
"魔性のオトコ"は相当たちが悪い。
しかしだ。自分が一時期付き合っていた男がわりとそういうタイプで、いまはメル友だが、ヤツから来る文面がもうマショ子なんだよー! (+_+)

あるときお互いに仕事のグチをメールしあっていて、話の流れで週末なにしてるの?というネタになった。

僕:「んー、ちょっと遠出しようかなと思ってる。温泉とかかな!?」
向こう:「俺も温泉行きたい!連れてって~」
僕:「ハハ、そういうこと言うと誘っちゃうかも♪」
向こう:「連れてってくれるなら誘って~」

知り合った頃はともかく、いまはお互い30代のオトコ同士がこんなメールをしているのも、端から見ればキモイっちゃキモイ。自分で書いていてもだんだんこっぱずかしくなってきたよ(汗)。出会った頃の彼のイメージはこんな感じ。

相手がマショ子になっちゃうのかどうかってのは、二人の関係性の中で決定されるので一般論では語れないんだけど、やっぱり彼はデートの時とか雰囲気を作るのが抜群にうまかったね。終始あまーい雰囲気で夢見心地。そして、独占欲で惑い惑わされ~となるわけよ。そう。それは"恋"ってヤツなわけっす。でも蜜月はすぐに終わってしまった。お互いにオトコ関係が激しい時期で、まぁいろいろとあったわけ(ちなみに僕の方もある人に「何人とやった経験があるの?」と尋ねられて絶句してしまった笑えない過去も ^^;)。

彼とはそれから何回か再会とケンカ別れを繰り返して、いまのメル友に至るわけです。あいかわらずフェロモンヌルヌル(といっても女性を引きつけるフェロモン とか、ラテン系の濃いぃフェロモンとかじゃないんだよ)のいい男。そして僕は、こういうメールが届くとドキドキする自分のバカさに半分呆れているわけです (苦笑)。

「おはよ。
日曜からベトナム出張でいま成田に着いた。寒いっ!
クリスマスはまだなにも考えていない (-_-#) 」

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