晴れ。
ミニイベントをまわしてきた。小規模だとはいえ一人4役とかさせるのはカンベンして欲しい。みんなが引き上げちゃったあと、一人で後片づけして荷造りするのは、ちょっとさみしいじゃんか!
てなわけじゃないけど、"市原隼人が好きだー!"とか叫んでみる。(笑)
こいつかわいいよなぁ。ほんと見ていてなごみます。
話は全然変わるが、9月頃だったか?なぜか"東電OL殺人事件"ってキーワードが気になっていた。気になり始めると不思議なもんで、同僚と昼ご飯を食べていて、ふと彼の肩越しに見える席に座っている男が"東電OL殺人事件"を読んでいたりして。このときは本当にぞっとしたよ。呼ばれているのかなぁ?と思ったくらい(苦笑)。
実 際に文庫を買って読んでみると、事件そのものよりも"佐野真一"の妄想電波ゆんゆんぶりの方が数十倍もアブナイ(笑)。いまだに被害者の動機が明らかになっていない不思議な事件だが、人の心の中にある暗闇の部分に揺さぶりかけるリアリティがある。引きづり込まれそうになる。怖いなぁ~リアル貞子っすか?
売春って倫理的な話はともかくさ、自分の身体と若さと、ルックスも含めたセックスアピールに値付けしてみるわけじゃん?(テクはやってみないとわからないし (汗))それが高く売れると満足感はあるだろうな。ダンピングしたりまったく売れなかったら……凹むだろうな。彼女は道ばたで客を取っていたっていう。すごいよな。学歴とか、家柄とかさ、そういうもんを全て取っ払って素っ裸になったとき、いったい自分にはどんだけの価値があるんだろうかって、毎日自分にテストしていたように僕には見える。先日の某30代ゲイの話じゃないけれど、ゲイには共感するところがあるんじゃないだろうかと思う。「オレは雄として、まだどれだけイケるんだろうか?」って自分に問いかけ続けている人は案外多いと思うよ。ゲイのSexの部分だけ取り出してみれば、おそらくそういうことになる。
東電OLさんの話に戻る。昼の顔と夜の顔なんて陳腐な表現するとつまらなくなるが、彼女は昼間はガチガチのエスタブリッシュメントな仕事場に身を置いてい て、夜は道で客を引く"脱社会性"ぶりを発揮している。佐野真一は"身を墜とす"と表現していたが、彼女は自分に問いかけていたんじゃないか?「自分はま だどれくらいイケるんだろうか?」って。
どっちが本当の彼女の姿かなんて知るよしもない。だが、堅牢だと思っていた既存社会が壊れるかもしれないと想像したとき、僕らはなにを縁(よすが)に生きてゆくのか、と彼女は問いかけているような気がするのだ。
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