航路

晴れ。なんか微妙な一日だった(苦笑)

さて、"宮部みゆきと瀬名秀明が絶賛"とくればかなり筋のいい小説のように思うでしょう?"当代きってのミステリーの女王宮部みゆき"って のは個人的には"?"って感じなんだがそれは好みの問題の範囲であり、瀬名秀明と言えば売れっ子SFホラー作家であることに間違いはないはず。お二人が絶 賛する小説ならさぞかし……。

で、問題の"航路"
僕的には記録的な進みの遅さで、3日かかってやっと下巻に突中だ。最初は遅々として進まない"臨死体験"のヒアリングと人間関係を描写したページが延々続く。個性的な人物が次々登場なんだが、しゃべりがくどいわりには人物描写は割と薄くて、誰が誰なんだが微妙にわかりにくい。
第 二部に入って"タ、タイタニックですか!?"(汗)。確かに限りなく"とんでも本"に近づいてゆく危ないニオイがプンプンする……が、第一部よりも俄然お もしろいことは確か。やっぱタイタニック効果ですかね!?臨死の状態も、タイタニックの遭難も遠い霧の中の出来事。いろいろ想像したって結論なんて出やし ない。だから大災害タイタニックを隠喩に用いて多くの人がいろいろな言葉を書き残しているんだけどね。

amazonの書評だと、これから感動の第三部に突入らしい。臨死体験云々よりもタイタニックの謎解きにつきあっている方がおもしろいかも。

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